りんぐすらいど

サイクルロードレース情報発信・コラム・戦術分析のブログ

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ミラノ~サンレモ

ミラノ~サンレモ2022 残り30㎞からの各チームの戦略を分析する

シーズン最初のモニュメント、ミラノ~サンレモは、一見して非常にシンプルなレースのようにも思える。 全長300㎞弱の超ロングステージながら、そのすべての戦いはラスト30㎞、特にその中でもラスト10㎞にほぼ集約される。最後の勝負所ポッジョ・ディ・サン…

ミラノ~サンレモ2022 プレビュー

Class:ワールドツアー Country:イタリア Region:イタリア北西部 First edition:1907年 Editions:113回 Date:3/19(土) シーズン最初のモニュメント、春を告げる「ラ・プリマヴェーラ」。シンプルにして唯一無二の300㎞弱の超ロングコースと、ラスト10…

ミラノ~サンレモ2021 「敗北を恐れなかった男」が掴み取った、2度目の栄光

「やるしかないと分かっていた。 スプリントに挑んで5位や10位で終わるよりも、すべてを失うほうがまだマシだって分かっていた。 そうやって何も得られないことの方が多かった。けれど時折、とてつもなく大きなものを手に入れるんだ。 今日はその日だった。 …

ミラノ〜サンレモ2021 プレビュー

Class:ワールドツアー Country:イタリア Region:イタリア北西部 First edition:1907年 Editions:112回 Date:3/20(土) 今年、5年ぶりにJsportsに戻ってきた「スプリンターズクラシック」ミラノ〜サンレモ。 シーズン最初のモニュメントであり、その300…

ミラノ〜サンレモ2020 いかにしてワウト・ファンアールトはアラフィリップを打ち破ったのか

ミラノ〜サンレモは毎年、ドラマを生み続ける。 2017年はポッジョでのサガンのアタックにクフィアトコフスキとアラフィリップが食らいつき、3人によるギリギリのスプリントバトルが展開された。 2018年はヴィンツェンツォ・ニバリがポッジョで単独で抜け出し…

ミラノ~サンレモ2020 プレビュー

「ラ・プリマヴェーラ」とも呼ばれるシーズン最初のモニュメントは、今年は「ラ・エスターテ」とでも言うべきか。1週間前のストラーデ・ビアンケに続く「夏のクラシック」第2弾、ミラノ~サンレモについて、3つの観点でプレビューしていく。 ↓幻となった「20…

ミラノ~サンレモ2019 アラフィリップを勝利に導いた3つのピース

残り150mでマテイ・モホリッチの背中から飛び出し、あとはもう全力でペダルを踏むだけだった。 背後からオリバー・ナーセンとミカル・クウィアトコウスキーが追随するも、彼らはわずかでも隣に並ぶことはできなかった。 ヴィア・ローマの栄光のゲートは、た…

ミラノ~サンレモ2019 プレビュー

Class:ワールドツアー Country:イタリア Region:イタリア北西部 First edition:1907年 Editions:110回 Date:3/23(土) 別名「ラ・プリマヴェーラ(春)」。 春の訪れを告げるレースであり、シーズン最初の「モニュメント」。 全スプリンターにとって夢…

ミラノ~サンレモ2018

2011年ミラノ~サンレモ。 当時リクイガスに所属し、26歳だったヴィンツェンツォ・ニバリは、4度目の参加となったこのミラノ~サンレモの最後の勝負所「ポッジョ・ディ・サンレモ」でアタックを繰り出した。 このアタックでライバルたちから抜け出せたわけで…

ミラノ~サンレモ2017

「ラ・プリマヴェーラ」の名に相応しい、春の陽光に照らされたミラノ~サンレモ。 5kmほどのアタック合戦の末に、10人の逃げがすんなりと決まった。 ミラノ~サンレモ2017逃げメンバー一覧 集団とのタイム差は4~5分で維持され、集団の牽引は、昨年度優勝者…

ミラノ~サンレモ2017 プレビュー

「ラ・プリマヴェーラ(春)」の別名で知られる、春のクラシックシーズンの開幕を告げる伝統的なレース、ミラノ~サンレモ。 今年で108回目の開催となるこのレースは「モニュメント」と呼ばれる最高格付のワンデーレースの1つに位置付けられ、とくにこのミラノ…

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