10月23付の記事「ガッツポーズ選手権 写真で振り返る2019年シーズン(前編) - りんぐすらいど」「ガッツポーズ選手権 写真で振り返る2019年シーズン(後編) - りんぐすらいど」にて投票していただいた全55票を集計しました。
多くの皆様の投票、本当にありがとうございました!
昨年同様に1位~3位まで選んでいただき、それぞれ3~1ポイントが入る仕組みになっていました。
その合計ポイントを集計し、上位5つのガッツポーズを中心に発表したいと思います。
2017年のアルベルト・コンタドール
2018年のジョン・デゲンコルブ
に続く、2019年最も印象に残ったガッツポーズは・・・?
(その他アンケート項目については次の記事で扱います)
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結果発表(コメント付)
第5位 トーマス・デヘント(ツール・ド・フランス第8ステージ)
- 単純に、デヘント兄貴が大好きだからです。毎レース逃げに乗り、時には一緒に逃げに乗ったチームメイトのため、時には国籍もチームも違う逃げ仲間の選手のために働いてくれる、そんな漢が掴んだツール・ド・フランスのステージ優勝。前回ステージ優勝した時にはフルームのランニング事件のせいで中々注目されませんでしたが、今回は堂々の逃げ切り勝利。ツール期間中にプリントされていたチームバスの大きなデヘントペイントに応えるかのような勝利に、思わずウルっときました……!(20代男性)
- 今ワールドチームで1番レースを楽しめている選手はデヘントである。そんな彼がステージを取る喜びはこちらも嬉しいものがあった。(20代男性)
- デヘントのファンなので(10代男性)
- 200km近く逃げるという、信じられない勝ち方を、表したデヘントの表情が良い。(20代女性)
- あのデヘントでも、信じられない‼️型のガッツポーズになるTDFのステージ勝利。改めてデヘントの凄さとTDFでの勝利の重さを感じた印象深いシーンでした。(40代男性)
- 個人的に大好きなデヘントの2度目のツール逃げ切りは、前回のランニングフルームに引き続き、アラフィリップとピノのアタックの盛り上がりによって、またしても印象の薄いものになってしまいましたが、それもまたデヘントということで(笑)(40代男性)
- 逃げ屋の本領発揮だったから(20代女性)
- 逃げと追走というロードレースの醍醐味の一つを計算通りという顔で勝利する職人の姿に鳥肌が立ちました。(40代男性)
合計:24pt
1位:3票(9pt) 2位:5票(10pt) 3位:5票(5pt)
昨年も6位に入り込んでいたデヘント。今年はTOP5に。とにかく感動的な逃げ切り勝利を繰り返す男で、固定ファンも多い。
そんなデヘントですら「信じられない!」という表情を見せるところに感動した、というコメントもあり、納得。
ただ、前回のモン・ヴァントゥーでの逃げ切り勝利(2016年)のとき同様に、今回もアラフィリップとピノのアタックが盛り上がって印象が薄くなってしまったというのも本当にその通りで・・・笑
来年もまた、感動的な逃げ切り勝利をたくさん見せてほしい。
第4位 アルベルト・ベッティオル(ロンド・ファン・フラーンデレン)
- まさかの勝利。そのかっこよさと感情がよく示されてた。(10代男性)
- 実力もあり、期待はされていたものの中々結果が出せず移籍を繰り返し、流れ着いたチームは万年最下位争いのチーム。でも勝利数は少ないながらも、ヴォーターズGMの暖かい信頼と、それにここ大一番の舞台で応えてみせた「ピンクのウルフパック」のチームワーク。このベッティオルのロンド勝利があったからこそ、今年のEFは大躍進できたのかもしれません。そんな苦しみに苦しみぬいた選手とチームが掴み取った、栄光の一勝を選ばせていただきました。(20代男性)
- レース展開と意外性のある選手だったことと気持ちの昂り方に共感を覚えたこと(30代男性)
- 誰も勝つと思ってなかった人とチームの勝利。見たか俺が勝者だとでも言いたいようなところがいい(10代男性)
- 伏兵ではなくエースというヴォーターズの言葉、アシストに徹したファンマルクの雄姿込み(40代男性)
- 「見たか‼️」って感じが素直にカッコイイ。これぞガッツポーズだ‼️‼️(40代男性)
- まさかの大穴勝利。チームワークの勝利の良さとともに、俺を見ろ!と言わんばかりのプロ初勝利のうれしさや意地などが見えた。(20代男性)
- プロ初勝利なんですよ、それがモニュメントなんですよ。もっと感激して大袈裟な感激ポーズをとるかなと思ってたら、意外にもちゃんと決めてくる。伊達男ですね。掟破りかもですが、女子の勝者のバスティアネッリさんの頬にキスをしてる表彰台での様子も加点して選んでしまいました。(40代女性)
- 今年はとにかく劇的な結末を向かえたレースが多かった。その中でも特にこれは印象的。写真という一瞬をとらえる美学で言えば他にも候補はあったがゴールに至るまでの一連の動作がとにかくカッコよかった。まるでコンサートのクライマックス。観客の声援を一身に浴びるベッティオルの姿に今年最高のカタルシスを覚えた。(40代男性)
合計:30pt
1位:7票(21pt) 2位:4票(8pt) 3位:1票(1pt)
ちょっと独特なガッツポーズの一連の動きに注目するコメントが多かった。しかし強かったのは間違いなく「素直にカッコイイ」「伊達男」と高評価。実際、クールさと熱さとが入り混じった素敵なガッツポーズだったと思う。
まさかの彼が、という意外性と、レース展開のチームとしてのドラマティックさもまた、評価の要因となった。
そのドラマの模様は、以下の記事にて確認してほしい(宣伝)。
第3位 ティボー・ピノ(ツール・ド・フランス第14ステージ)
- 走りに痺れた、かっこよかった(10代男性)
- この後に起こった悲劇と合わせて、あまりにも鮮烈に記憶に残る勝利のポーズでした(40代男性)
- 数年間の潜伏期間(ジロ)を経ての、満を持してのツールでの勝利。しかも第10ステージでまさかの落とし穴(横風分断)に落ちて「ここで躓いてしまっては。。今年も厳しいか…」と諦めかけていた矢先での勝利。TV画面の前で思わずアレアレ!と叫んでいました。ここには映っていませんが、マルク・マディオ監督の熱血応援も含めて、1番のお気に入りとさせていただきました。笑(20代男性)
- いつかツール勝って欲しいから(30代男性)
- 力強いガッツポーズに、かつてのキャプテン・ネガティブの姿はなく、王者の風格を感じたため。(20代男性)
- 他のグランツールで武者修行し、ツールに照準を絞ってきたピノーがついにツールの登坂対決で自らの実力を示した意味ある勝利を体現していたので(30代男性)
- ツールでフランス人が勝利して歓喜だった(20代女性)
- この瞬間のピノは間違いなく過去最高の輝きを放っていた(40代男性)
合計:39pt
1位:6票(18pt) 2位:9票(18pt) 3位:3票(3pt)
自分も好きなんだけど「世の中の評価を適切に客観的に判断できていないに違いない」と思っていて、そもそもノミネートするかどうかも迷っていたけれど、やっぱり人気だったピノ。というか、たしかに彼は、今年のツール・ド・フランスの主役の1人と言ってもよいくらいの男だった。その最後がとても切なかったことも含めて。
今回のガッツポーズは、そんな彼が、真正面から総合優勝候補たちとぶつかり合い、その実力をはっきりと示した瞬間という点で、非常に価値あるものだった。「ツールの登坂対決で自らの実力を示した意味ある勝利」とはまさにそのことを指すコメントで全面同意である。
来年こそは、と期待する声も大きい。今年と同じ絶好調さを来年も発揮できるかどうかは正直不安もあるが、それでも応援していきたい。
第2位 エステバン・チャベス(ジロ・デ・イタリア第18ステージ)
- いつも笑顔でゴールするチャベスの復活の勝利は涙なしには見れませんでした。(20代女性)
- 関連記事は涙無くしては読めないです。最高の笑顔を絶やさないチャベス、苦労の乗り越える強い一面が詰まった一枚ですね。(20代男性)
- 病気のために本調子を出せずにいたチャべスの復活を、その本人が実感している様子が鮮明に見えたから(30代男性)
- 何度も何度もアタックするチャベスの姿に胸が熱くなりました。苦しい時期を乗り越えてきたからこその1勝の重みだと思います。来シーズンこそ本格復活!(50代女性)
- 久しぶりの勝利だったから(20代女性)
- 復活の勝利。またグランツールで総合争いする姿をみたい(10代男性)
- 2015年から見てきたので、苦しい時期も見てきたので。(50代女性)
- 「身を削るアタック」を繰り返して手繰り寄せた勝利。最高。管理人さんの記事も最高でした。(20代男性)
- 彼ほどの実績を持つ選手が1勝のために見せた昂りに素直に感情移入しました。ゴール後のご両親との抱擁を含めて彼らしい謙虚さが溢れた素晴らしい光景だったと思います。(40代男性)
- 笑顔が印象的なチャベスの、心からの3度の激しい咆哮。彼がどれだけつらいシーズンを乗り越えてきたかすべて詰まっていた。ガッツポーズの瞬間、ただただ涙がこぼれました。(30代女性)
合計:42pt
1位:11票(33pt) 2位:3票(6pt) 3位:3票(3pt)
実は1位の得票は最も多かった。そして、女性からの投票がほかの選手と比べても多かったのが特徴的。
自分の書いた特集記事とセットで評価していただけているのがとても嬉しい。実際、自分でも割とよく書けたなって思ってる。お気に入りの記事。
チャベスといえばあの印象的な人懐っこい笑顔。昨年のジロでの勝利でも、その笑顔が健在だった。
その中で今回のジロの勝利は、その笑顔でもっていつも通りの冷静な十字を切る仕草を経てからの、3度の咆哮。
昨年のサガンのパリ~ルーベや、ゲラント・トーマスのTTでのガッツポーズもそうだけど、ガッツポーズというのは、ときにその人のいつもの姿を大きく塗り替えるような感情の爆発を伴うこともあり、それが大きな感動を生み出す。
この後、チャベスはブエルタに挑むも、残念ながらそこで復活は叶わなかった。それでも、チームとはなんとか契約更新を行うことができ、来年もまた、ミッチェルトン・スコットで走れることが決まった。
彼の復活を、まだまだ待ち続けている。
そして、栄えあるガッツポーズ選手権2019の優勝者は・・・
第1位 マチュー・ファンデルポール(アムステルゴールドレース)
- オランダ国籍の宇宙人現れる(10代男性)
- 全力を出し切っての「成し遂げた感」が印象的でした(30代男性)
- 「シンジラレナイ」みたいなポーズしてますが、一番シンジラレナかったのは見ているこっちだよと思ったことも含めて、一番記憶に残っているので。(30代男性)
- 衝撃のレースだったから。(10代男性)
- 怪物が人間であることを知った瞬間だから。(20代男性)
- これはもう、説明不要ですよね。アンビリーバブル!の一言に尽きます(20代男性)
- 見てたコッチが「なんてこった❗️」となってるのに、凄い事をしでかした本人が「信じらんない‼️」って頭を抱えてて…。この日のレースに一番似合うガッツポーズだと思います。(40代男性)
- とにかく衝撃的だったから(20代男性)
- 今年はマチューの年ですね(30代男性)
- やはりマチュー(30代男性)
- 常識外の勝利に自身もまるで信じられないという様子が目に見えるので(30代男性)
- 劇的な結末+ガッツポーズに感動した(20代男性)
- アメージング! 誰もがそう思い、マチュー本人がまさにそれを体現したガッツポーズ。今この瞬間にすべてを投げ打ったと言わんばかりで、とてもマチューらしいと思いました。(40代女性)"
- 勝ち方がカッコよすぎたから(10代男性)
- 信じられなかったから。(50代女性)
- こんな展開、漫画でも描かない!と思うほどマチューの強さはチートだった。今シーズン最も衝撃的な逆転勝利。意外だったのは「信じられない!」と頭を抱えたマチューの姿。神童も人の子だったのか?と束の間思ったがそうではなく恐らく自分自身に驚いていたのだろう。そう。彼はまだ自分の才能に驚くことが出来るのだ!末恐ろしいのはまだまだ強くなる可能性を秘めている点。ほんと信じられない。あのときゴール前マチューだけ早回しになってると思ったもん。(40代男性)
- 意 味 が 分 か ら な い 。今日はアラフィリップとフルサングじゃないんだなぁーと完全に油断してたらこの結末だよ!(20代男性)
- 勝った本人も信じられない様子だったけど、見てる方もシーズン一番の驚き(30代男性)
- ガッツポーズが印象に残っていないくらい勝ち方が衝撃的でした。(あれ?趣旨に合ってない?)(40代男性)
- 世界中があんぐり口を空けた瞬間、その中心にいたのがマチュー 。ロードレースの歴史が変わる…!と思わせた勝利。ゴール後オールアウトした様子まで含めて感動。(30代女性)
合計:47pt
1位:7票(21pt) 2位:11票(22pt) 3位:4票(4pt)
1位の得票はチャベスに負けたものの、かなり多くの人が「1位とまでは言わないが2位や3位には入れるしかないだろう」と判断した結果、合計ポイントでTOPに立った。昨年までと比べればそれでも接戦となった。
コメントとしては「信じられないと言ってるけど信じられないのはこっちだよw」と突っ込み入れているパターンが多く、とにかくアメージング。視聴者側の当時の衝撃がそのままコメントにつながっている。
本当に、「歴史が変わる」瞬間だったかもしれない。その後もポガチャルやエヴェネプールなど衝撃的な結果を出し続けた新人選手たちはいたものの、やっぱり瞬間の衝撃という意味では、今回のこのマチューの勝ち方の右に出るものはいなかった。
ゆえに、今年1年を象徴するガッツポーズとして、文句なしで相応しいだろう。
来年もまだまだ彼には驚かされることになりそうだ。ロードレースではストラーデ・ビアンケやミラノ~サンレモ、パリ~ルーベなど、楽しみにしたいレースが多い。
そして東京オリンピックでの金メダルを持ち帰ったあとに、ブエルタへの初挑戦。果たして、来年はどんな「信じられない」を見せてくれるのか。楽しみだ。
「その他」で投票されたガッツポーズたち
今回も「その他」で数多くの熱いメッセージと共にそれぞれのこだわりの「ガッツポーズ」を出してくれた。
ただ今回はその数が多く、残念ながらすべてを紹介しきることは難しい。
そこで今回は、その中でも複数票集めたものと、「1位」として選んでくれたものだけを紹介していく。
ドゥクーニンク・クイックステップ(ミラノ~サンレモ)
La imagen del día sin duda la foto de los muchachos del Deceuninck-Quick al cruzar la meta, Viviani y cía celebran la Vitoria de Julian Alaphilippe en la 110 edición de la Milan Sanremo; 📸 vía @deceuninck_qst pic.twitter.com/sTUxK411jh
— Deporte De Colombia (@DeportesYMasCol) March 26, 2019
- ヴィヴィアーニ、ランパールト、ジルベール、スティバルが並んでガッツポーズしてゴールするところ。全員が勝てる力を持ってるのに仲間を助けれるウルフパックの象徴だなと思ったから。(10代男性)
- アラフィリップのチームメイト達がガッツポーズしながらゴールする姿はチームスポーツだなって思った。(20代女性)
- 仲間の勝利を横一列で並んで喜びながらゴールする仲の良さを感じたから(20代男性)
- クイックステップの仲の良さが伝わる(10代男性)
なんと! 4名もの人が挙げたのがこの「ガッツポーズ」。
もちろん、これは勝者のそれではない。アラフィリップの勝利を見事に支えたチームメートたちが、ゆっくりと並んでゴールに入り込んできている瞬間だ。
そのチームとしての美しさもさることながら、イタリアチャンピオンにベルギーチャンピオンに・・・と、このチームが各国の王者を揃えているやっぱり最強チームだと感じさせる1枚でもある。
ヤコブ・フールサン(リエージュ~バストーニュ~リエージュ)
- 勝てそうで勝てなかったシーズンの集大成。今までの流れを与して見ると、とてもカッコいい。(10代男性)
- 念願のモニュメント初制覇。アラフィリップやファンデルプールに惜敗するレースが続く中、最高の形でアルデンヌ連戦を締めくくった。万感の思い溢れる素晴らしいガッツポーズ。※現地観戦していてぐっと来ました…(30代女性)
2名が選出。このガッツポーズも、ノミネートはかなり最後まで迷った1枚だ。彼もまた、間違いなく今年を象徴する選手の1人だった。その彼が、ついにアラフィリップを力で突き放し、頂点を取った瞬間だった。
来年はぜひ、東京オリンピックの頂点を目指してほしい。
アントワン・トールク(ツール・ド・スイス第6ステージ)
- 去年のジャパンカップで勝てなかったトールクのプロ初勝利は、ジャージのジッパーを閉め忘れるほど嬉しかったようで、見ている此方も嬉しくなりました!(40代男性)
- 私の推しメンを上げないわけにはいかない!登りで抜け出したトールクが独走態勢を築く。しかし後方からベルナルが猛追。「ベルナル来るな!」と心の中で叫び続けた残り1.5㎞。勝利を確信したトールクが両手を上げる・・・するとジャージのチャックが全開!「トールク後ろー!」からの「前!前!」である。チャックを閉めないままプロ初勝利。そしてこの顔である(笑)本人はイキっているのであろうがほっぺを膨らませてただカワイイだけw今シーズン最も幸せになれたガッツポーズである。(40代男性)
良いチョイス(笑) 熱いコメントと共に、しっかりと2票入るあたり、この勝利、ガッツポーズも、今年決して忘れてはいけないものだったかもしれない。
それこそ、前チャックの閉め忘れ、独特な表情・・・「ほかにない」という意味では突出したガッツポーズだった。今年はローレンス・デプルスやセップ・クスなどユンボ・ヴィズマの若手の活躍が目立ったが、その中の一人は間違いなくこの男だったと言えるだろう。
ジュリアン・アラフィリップ(ツール・ド・フランス第13ステージ)
- 落車なきようドキドキしてたら、ま、ま、まさかの1位。やってくれました。(50代女性)
- TT巧者ゲラント・トーマス(チーム・イネオス)に逆転されてマイヨジョーヌを脱ぐだろうという予想をひっくり返してのステージ優勝。チームスタッフの元へ戻ってきて、抱き合い勝利を喜んだ後のガッツポーズが今年のベストガッツポーズです。歓喜とともに、やってやったぜ!という思いを感じました。(30代女性)
そこまでは半信半疑だった「アラフィリップのマイヨ・ジョーヌ」を「もしかしたら」と思わせるのに十分な勝利だった。アラフィリップは元からTTは強かったが、まさかゲラント・トーマスたちすら凌駕するとは思っていなかったのだ。
上記コメントにある「抱き合い勝利を喜んだあとのガッツポーズ」は見つけられなかったので残念ながらゴール時のものにしてしまったが、それでも今年の彼を象徴する瞬間の写真だったであろう。
アラフィリップは今年、使いたくなるガッツポーズがたくさんあった。第3ステージのガッツポーズも非常に魅力的で、実際にそれを選んでくれた人もいた。
しかし一応、ノミネートの際のルールとして「1人1ガッツポーズ」と自分に課しているため選べず・・・もったいない。
その他、1位で選ばれた「その他」のガッツポーズたち(コメントのみ)
エヴァルダス・シシュケヴィチュス(パリ~ルーベ)
- かなり特殊で、(探してみましたが、ガッツポーズの写真が見当たらず……)しかも勝利したわけではありませんが、それでも、それでも選ばずにはいられませんでした。昨年は制限時間を大幅に超えてDNF。わざわざゲートを開けてもらってまでなんとか完走した選手が、翌年のパリ~ルーベでは完走どころか、まさかのトップ10入り!ある意味では、世界で1番実力をのばして、結果を出した選手だとも言えます。その決して諦めなかった姿勢と、この1年間の想像を絶する努力に敬意を表して、1位に選ばせていただきました。(20代男性)
フロリアン・セネシャル(ル・サミン)
- フィニッシュ後、奥さん目掛けてストレートに近寄り急ブレーキを掛けた一連の動作がまるでドラマを見ているようだった。しばらく頭がぼーっとなった笑 ただ先日引き起こしたパンチ事件で印象が変わり残念。(50代女性)
ワウト・ファンアールト(クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ第5ステージ)
- 数多のロードレース選手の中でも、ワールドツアーのレースでTTと平地スプリント両方勝てるのはこの人ぐらいでしょうね! 大怪我に見舞われてシーズン途中でドロップアウトしたのは残念でしたが、来期また復帰してライバルのマチューとバトルを繰り広げて欲しいです!(30代男性)
ペテル・サガン(ツール・ド・フランス第5ステージ)
- かっこよすぎる!(20代男性)
新城幸也(さいたまクリテリウム)
- フェスとは言え、ワンデーレースでも強いマイヨジョーヌのベルナルとマイヨロホのログリッチを背景にしたユキヤのガッツポーズは、今年の日本人選手たちの集大成としては十分象徴的な1枚でしょう。ラグビー・フィギュアスケート・アジアトラック・F1日本GPなど様々なスポーツが同時期に開催され日本の選手や技術が活躍する中で、勝るとも劣らぬ素晴らしい結果だったかと。(30代男性)
6位~10位のガッツポーズたち(コメントのみ)
6位(20pt) ダミアーノ・チーマ(ジロ・デ・イタリア第17ステージ)
- NIPPOおめでとう!!!(10代男性)
- 我らがNIPPO大活躍、そんなNIPPOのステージ優勝。無くなってしまうけど、今後も活躍していってほしい。(20代男性)
- チーマの笑顔が素敵だから(10代男性)
- NIPPOがジロ大活躍したことを象徴するような写真だから。まるでアッカーマンにスプリントで勝ったみたい(笑)(20代男性)
- 普通であれば絶望的な泳がされている逃げだったはずなのに、色んな思惑が複雑に絡み合った結果のあの勝利&ガッツポーズ。逃げの二人は吸収された中で、ただ一人ギリギリでゴールラインを1番に通過、そしてあのガッツポーズ。今年のジロのハイライトシーンです。(20代男性)
- NIPPOの奮闘、楽しかったです(30代男性)
- グランツールでのジャイキリはなかなか難しいですが、夢がありますよね!その中でもこのレースは日本も関わっているチームであることに加え、逃げきれるかも最後まで判らずギリギリだったので、とても印象深かったです。また、このレースで2位になったアッカーマンは私の中でのハンドル叩き選手権でダントツ1位です(笑(30代男性)
- NIPPOは欠かせない(30代男性)
- 本当にうれしそうだから(20代男性)
- 弱者(CIMA:PCT)が強者(ACKERMANN:WT)に一太刀浴びせた見事な逃げ切りでした。NIPPOの初グランツールステージ優勝に乾杯!(40代男性)
- 自分がロードレースにはまったキッカケはトニーマルティンのツールでの逃げ切り勝利からです。逃げからの勝ちはロードレースの夢だと思います。(50代女性)
7位(19pt) ジュリアン・アラフィリップ(ミラノ~サンレモ)
- 今年誰が1番強かったかと言われればアラフィリップであったと思う。その始まりはここから始まったと思う。来年にも期待したい。(20代男性)
- 選手としても強くて、とても絵になるアラフィリップを表したガッツポーズだから。(20代女性)
- 2019年はこの人の年と言っても過言ではないほどの破竹の勢い。その中でも、いつもは片手を振り下ろすポーズがお決まりのルルもモニュメントの勝利は格別なのか全身でよろこびを表現するポーズに。そういえばニバリも珍しく飾り気のない喜びポーズでしたね。ルル、来年もがんばれ!!(20代男性)
- レースももちろん面白かったが、ガッツポーズ選手権という名に一番ふさわしい写真だから。(20代男性)
- 常に接戦になるモニュメントで優勝候補が勝つという特別に難しい事を、チーム一丸となって達成した象徴的なレースでした。あの吠えるようなガッツポーズはアラフィリップならでは。(30代男性)
- 去年のニバリの予想外の勝利に続いて、今年も本命と思っていなかったアラフィリップが勝利。このアラフィリップのガッツポーズも最高だけど、後ろからゴールしたウルフパックの面々の横並びのガッツポーズも最高だった。(20代男性)
8位(11pt) カレブ・ユアン(ジロ・デ・イタリア第8ステージ)
- ここから始まったユワンの快進撃。ステージレースの後半に強いので、スプリンターの中では抜けた回復力があるのか。(10代男性)
- 喜びを噛み締めているような表情が堪らないです(30代男性)
- ユアンがようやく殻を破ってグランツールで勝利したから(10代男性)
9位(7pt) ジュリオ・チッコーネ(ジロ・デ・イタリア第16ステージ)
- 一番エモーショナルに感じます(30代男性)
10位(7pt) ピート・アレハールト(ツール・ド・ユーロメトロポール)
- チーム内に彼よりも実績のあるチームメイトが遅れてしまい単騎になった中でプロ初勝利をおさめたから。(10代男性)
- 勝ったのに泣きそうってとこに感動(20代男性)
本当にたくさんの情熱的なコメント、有難う御座いました。
全てを紹介できないのが残念ですが、来年以降もぜひ、よろしくお願いいたします。
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