本来であれば今年のジロ・デ・イタリアが開催されていたはずの期間を利用して、YouTubeにて「Pro Cycling Manager 2019」を使用した実況プレイ動画を投稿していく。
2017年総合優勝・2018年総合2位のトム・デュムランは、2019年もツール・ド・フランスではなくジロ・デ・イタリアを最大の目標として高いモチベーションで挑んでいた。
しかし、そんなデュムランが、まさかの第4ステージにおける落車にてリタイア。
さらにその際の膝の痛みからの回復が遅れ、その夏のツール・ド・フランスも欠場。
そして——そのまま、契約期間途中にも関わらず、サンウェブを離脱するという決断を下した。
もしも、このジロ・デ・イタリアで落車せず最後まで万全の状態で走り切れていたら?
そんな、歴史の "if" に挑戦するのがこの動画の趣旨である。
操作チームはチーム・サンウェブ。決して実力だけ見れば圧倒的ではないメンバーを率いつつ、デュムランはログリッチ、ニバリ、そしてリチャル・カラパスらに挑んでいく。
果たして、3週間の先で、マリア・ローザを着ているのは果たして?
↓実際のジロ・デ・イタリア2019のコースプレビューはこちらから↓
↓実際のジロ・デ・イタリア2019の全ステージレビューはこちらから↓
- 第1ステージ ボローニャ~サンルーカ 7.5㎞(個人TT)
- 第2ステージ ボローニャ~フチェッキオ 197.7㎞(平坦)
- 第3ステージ ヴィンチ~オルベテッロ 218.6㎞(平坦)
- 第4ステージ オルベテッロ~フラスカーティ 233.3㎞(丘陵)
- 第5ステージ フラスカーティ~テッラチーナ 140.6㎞(平坦)
- 第6ステージ カッシーノ~サン・ジョヴァンニ・ロトンド 232.3㎞(丘陵)
- 第7ステージ ヴァスト~ラクイラ 180.8㎞(丘陵)
- 第8ステージ トルトレート・リド~ペーザロ 236.2㎞(丘陵)
- 第9ステージ リッチョーレ~サン・マリーノ 34.8㎞(個人TT)
スポンサーリンク
第1ステージ ボローニャ~サンルーカ 7.5㎞(個人TT)
(26:41)
ジロ・デッレミリアでも使われる激坂「サンルーカ」を使用した、短距離ながらクライマー向きの個人TT。
現実のレースではプリモシュ・ログリッチが他を圧倒したこの日。
デュムランは現実のレースでは5位に沈んだが、果たしてこの「逆襲」では初日マリア・ローザを獲得できるかどうか。
また、現実のレースでは残念ながらタイムアウト失格となってしまった西村選手にも注目。
第2ステージ ボローニャ~フチェッキオ 197.7㎞(平坦)
(20:35)
いよいよラインレースの開幕。
初日は定番の集団スプリントステージ。
現実の世界ではパスカル・アッカーマンが見事勝利を果たしたこの日、ゲームの中で勝つのはどのスプリンター?
サンウェブにとってはまずはアクシデントからデュムランの身を護ることが最重要。
現実のレースでもそうだが、スプリントステージでも、総合を狙うチームが終盤にやるべきことは意外と多い・・・。
第3ステージ ヴィンチ~オルベテッロ 218.6㎞(平坦)
(16:49)
レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年を記念して、彼の生誕地「ヴィンチ村」を出発点とするこのステージ。前日に続き集団スプリントが予想されるステージではあるが、フィニッシュ地点のオルベテッロも、ラグーンに浮かぶ砂州の上を走る美しい空撮が期待される。
そんな美しき砂州の上を突き抜けて、今大会2回目の集団スプリントを勝つのは誰だ?
第4ステージ オルベテッロ~フラスカーティ 233.3㎞(丘陵)
(16:52)
トスカーナからローマへ。フィニッシュ地点のフラスカーティは、D.O.C.ワイン「フラスカーティ」の産地としても有名。
ワインが有名ということは・・・すなわち、アップダウンが激しいということ。
現実のレースではこの日、終盤で大落車が巻き起こり、巻き込まれたデュムランが膝を負傷し、翌日のリタイアを決めている。
すべての歯車を狂わせた日であった。
今回のゲームの中では当然、同じような悲劇を繰り返しはしない。
ただ、終盤の起伏はやはり、今大会ラインレースでは初めての、総合争いへの影響を及ぼす日となりそうだ。
第5ステージ フラスカーティ~テッラチーナ 140.6㎞(平坦)
(9:53)
現実のレースがそうであったように、ゲームの中もこの日、雨と深い霧による悪天候のステージとなった。
そんな悪コンディションの中、落車も頻発し、ついに大会初のリタイア者も・・・。
そんな中でも、最後は現実同様の集団スプリント。
大会優勝候補たちが横一線に並ぶガチンコのスプリントバトル。
最強は一体、誰だ?
第6ステージ カッシーノ~サン・ジョヴァンニ・ロトンド 232.3㎞(丘陵)
(19:40)
現実のレースでは7分もの大差をつけて逃げ切りを許し、マリア・ローザが交代した日となったこのステージ。
マリア・ローザを着るデュムランとチーム・サンウェブも、同様に集団をスローにコントロールし、足を休める作戦に出たかったのだが・・・。
現実と違って荒れた展開となるこの日。
総合が少しずつ、動き始める。
第7ステージ ヴァスト~ラクイラ 180.8㎞(丘陵)
(13:37)
前日の終盤の動きによってマリア・ローザを奪われてしまったデュムラン。
だがこの日もまた、終盤に激坂が待ち受ける、総合での影響が大きそうなステージ。
デュムランとしてもなんとかここで、再度ピンクジャージを奪い返したいところ。
油断のできない日々が続く。
第8ステージ トルトレート・リド~ペーザロ 236.2㎞(丘陵)
(13:37)
この日も小刻みなアップダウンが続く丘陵ステージ。現実の世界では集団スプリントとなり、カレブ・ユアンが嬉しい初勝利を遂げた日。
ゲームの中でも無事、集団スプリントとなるのか? それとも?
また、逃げの中で繰り広げられる山岳賞争いも白熱していく。
第9ステージ リッチョーレ~サン・マリーノ 34.8㎞(個人TT)
(27:09)
長い第1週のラストを締めくくるのは、サン・マリーノに至る長距離登りTT。
ここまではそう大きくは動かなかった総合勢が大きく入れ替わる。果たしてデュムランは今度こそ、ログリッチを打ち負かし、マリア・ローザを奪還できるか?
第2週に続く・・・。
スポンサーリンク