初ジャパンカップ観戦。
昨年まではこの時期全く休みが取れなかったために行きたくとも行けないことが続いていたが、今年からは仕事も変えて気兼ねなく行けるようになった。
とはいえ行く気はそこまでなかったのだが、コンタドール、リッチー・ポート出場となれば行かないわけにはいかない。ということで、1ヶ月前に慌ててホテルを予約。すでに宇都宮駅周辺は満杯で、駅近だが1万7千円のホテルと、小山だが5000円のホテルとで真剣に悩み・・・前者にした。そしてそれは正解だったと思う。
当日は生憎の雨。というか台風。この時点でまた行く気が失せかけていたが、せめて1日目は出よう、と。2日目参加するかは当日決めようと考える。
21日土曜日の朝はゆったりと出発。15時のクリテリウム本戦開始に間に合えばいいやのマインド。
また、朝10時に開店するモンベルに行くことも考えていた。
そして到着したモンベル御徒町店。色んな人からオススメされていたサンダーパスの上下とブーツ、撥水スプレー、防水小分け袋などを購入。ここまで気合を入れたのであれば行かないわけにはいかない。
ということで、14時に遅ればせながら宇都宮到着。まずはホテルに荷物を預け、ブーツだけ履いて出発する。
クリテリウムの日はそこまで雨が降らないかな&正直傘差しながら遠くから見れば良かったかなという気持ちだったのでモンベルの上下は着用せず。
しかし上だけでも着てくればよかったとのちに後悔。目の前でクリテリウムが展開されているのに遠巻きに眺めるなど不可能・・・! 傘を諦め雨にあたりながら観戦を開始する。
最初の観戦ポイントのすぐ近くに、昨年のジャパンカップでも注目を浴びたろすもん(@fabian0318)さんを発見。
写真をお願いすると快く応じてくれる。しかし興奮しすぎて大事な本体(?)が完全に見切れてる。
まあ、ろすもんさん自体はジャストな位置なのでこれはこれで良い、と思う。
(写真掲載も許可していただきありがとうございました)
ほかにもキクミミさんも来ていて、ろすもんさんと並んで雨宿りしている姿は凄いインパクトがあった。
あとキクミミさん、小さな女の子に何かあげてた。手慣れてる。
最初のポイントからは暫くして移動し、意外と人垣の少ない地点などで間近の観戦を行なえた。ただ速すぎてあまり良い写真は撮れず。残念。
パルコ2階から眺めている人たちもいた。自分もそちらに向かう。ゴール前もよく見えてなかなか良い観戦ポイントだったが、実況の声が聞こえないのはネック。結局フィニッシュもそこで見たのだが、フィニッシュの盛り上がりこそ実況を聞いてナンボだと思うので、次回は避けようとは思う。カノーラが集団から飛び出して行く姿を、上から眺めることができたのはとても良かったのだけれど。
(Jsports オンデマンドのタイムラグがなければ合わせて観れるんだけどねー)
カノーラはとても強い。というかタイミングが素晴らしかった。終わってみれば、意外でもなんでもない結果だったように思う。それくらい、カノーラはもはや信頼できる選手である。
1日目の夜はあきさねさんと合流し餃子を食べるなど。あとホテル前の出待ちを発見したのでしばし参加し、リッチーやハースが出てくるのに遭遇した。リッチーが目の前! いきなり過ぎて写真を撮り忘れた。周りの人達はコンタドールファンが多いんだろうけれど、リッチーに対する反応が意外と薄いのにびっくり。リッチー、あまりオーラないからな(笑)
2日目は完全フル装備&余計な荷物はホテルに預け、万全の状態で参戦。
あまりに酷い天気なので古賀志林道を登るのは諦める。幸運に恵まれ、スタート/ゴール前の席を確保できたため、基本は移動せずにそこを中心にウロウロすることにした。
スタート前に談笑するリッチーとプジョル。接点なさそうだけど仲良いんだね。スタートに並んだときもギリギリまで話してた。
マリノ! with寿司ドラゴン帽子!
唐突な写真依頼ですみませんでした。
レース自体は雨のために14周回から10周回に削減されたけれど、むしろ観戦するにはちょうど良いくらいの長さになったのではないかなと思う。
来年がドライな環境なら、ゆったりとした時間の中で古賀志にもぜひ登ってみたい。
展開についてはしっかりとは終えていないが、トルークなんかは終始逃げていたのかな? コンディションのせいか、短くなったからもあるのか、基本的に先手を打って動いた選手たちがチャンスを掴める展開だったようだ。
最後の逃げ切り集団に雨澤と初山が入ったとのことで大興奮。
初山は途中、積極的な原因の結果、脱落してしまったようだが、雨澤は最後の最後まで残り、カノラ、プラデスに次ぐ3位。
上位3チームがすべて日本の関わっているチームであり、また非ワールドツアーというなかなか面白い結果となった。
そしてカノーラ、前人未到のクリテリウム&ロード制覇。
チームとしても初、非ワールドツアー所属選手の勝利も、2011年のハース以来のこととなる。
これからの成長、伸びも十分に期待できる選手となった。
Forza! Marco!
流石に雨が厳しかったので、レース終了後は即座にシャトルバスに向かう。
来年晴れたら、ちゃんと表彰式まで出よう。
レースが短縮されたこともあって、バスに乗った時点で13時。帰宅したのが17時半なので、翌日に仕事を控える身としてはとても丁度良かったように思う。
色んな意味で得難い体験をしたジャパンカップ2017。
来年はさすがに晴れてほしい。