りんぐすらいど

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【PCM2019】ツール・ド・フランス第9ステージーー残り15kmからの熾烈な攻防戦

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ProCyclingManager2019 EFエデュケーション・ファーストでティージェイ・ヴァンガーデレンの総合表彰台を目指すプレイ。

現実世界ではヴァンガーデレンリタイアしちゃったらしいけど、こっちの世界では絶好調なのできっと大丈夫(大丈夫)。

 

↓前回はこちらから↓ 

www.ringsride.work

↓各ステージの詳細はこちら↓ 

www.ringsride.work

 

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第9ステージ  サンテティエンヌ〜ブリウド  170.5㎞(丘陵)

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フランス革命記念日。前日ほどではないもののアップダウンが繰り返され、逃げ切り向き・パンチャー向きのステージ。

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優勝候補もクライマーが上位に来ていた前日と比べるとパンチャー・登れるスプリンター向きといったところ。

 

よって、EFエデュケーション・ファーストも、この日は無理をせず足を貯めながら走ることを優先するつもり。

前回、逃げ切りや山岳賞に欲を出してしまったがゆえに第3ステージに続きタイムを落としかねない事態になったことへの反省だ。

 

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「機材変更」を今まではまったく触っていなかったが、今回はちょっと変えてみる。

初期状態では山岳ステージ向けの「軽量さ」重視の装備だった(蒸気画像)ようだが、これを前輪だけ快適さ重視のMavic Ksyrium SLSを使用する。

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少しは快適さを増やしたことで、体力減少を抑えられそうだ。

第10・11ステージのような平坦ステージでは、すべての装備を快適さ重視のものにしてしまうのもいいだろう。

 

 

そんなこんなで、この日はもう完全に「休息日」とするつもりで挑んだのだが・・・

 

 

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!?

 

まさかの、RDC+5。全パラメータが、異様なほどに強化された状態となっていた。

 

これは・・・やるしかない。

仕掛けるとしたらゴール前14km地点の3級山岳(登坂距離3.1km、平均勾配8.6%)しかないが、これだけの能力ならきっと、やれるはずだ。

全メンバー、その瞬間に向けて体力を完全に温存していく。

 

 

 

さて、この日のファーストアタックで飛び出したのは、現実の世界でも大活躍中のジュリオ・チッコーネ。

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この世界でも新人賞ジャージを着用しているが、総合成績では5分45秒遅れの総合18位。メイン集団もこれを無理に捕まえようとはしない。

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結果的に20名もの逃げが形成される。

その中には連日の逃げとなるルディ・モラールやアレッサンドロ・デマルキ、逃げ巧者のニコラ・エデやブノワ・コズネフロワ、そして期待の新人ヴァランタン・マドゥアスなどが含まれている。

 

 

しばらくは平穏なまま展開していくステージ。

ただ、残り62kmあたりから始まる3級山岳(登坂距離7.8km、平均勾配4.1%)でアスタナ・プロチームを中心にペースアップ。

サイクリング気分では乗り越えきれなくなりつつある。しっかりとポジションを前に出して、変な分断に巻き込まれないようにする。

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この煽りを受けたのがファビオ・アル。やはりゲームの世界でも、こういった運命なのか。

 

そしてこの3級山岳の下りでアクシデント発生。

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プリモシュ・ログリッチェ、アダム・イェーツの有力勢2名が落車。ここで2分近いビハインドを抱える。

最終的にログリッチェはメイン集団に戻れたものの、アダムはそのまま大きく遅れてのゴール。まあ、この世界ではサイモンの方がエースとなっているようなのでそこまで大きな問題ではないが、今大会初めて総合勢を襲った不運である。

 

 

そして、ゴール前15.6km。勾配9%の厳しい登りで、予定通り攻撃を開始する。

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まずはマイケル・ウッズに集団のペースアップを指示。

集団を引き伸ばしにかかる。

 

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この動きをうけて、総合2位トム・デュムランが遅れる。第3ステージや第8ステージのヴァンガーデレンのように、登りで集団後方までポジションを落としていたのが運の尽きだったようだ。

ついでに総合10位のキンタナも遅れる。

 

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慌てて追いかけるデュムランだが、下りに入ったときにはすでに集団は分断されており、30秒近いタイム差がついてしまっていた。

総合3位モレマ、総合4位バルデ、総合7位ログリッチェも後続集団に。

総合首位フルームや総合5位フルサングなどは引き離すことのできなかったヴァンガーデレンではあるが、概ね今回の作戦は成功だったと言えるだろう。

 

 

なお、頂上まで1kmを切った時点で、集団からボブ・ユンゲルスが抜け出す。

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逃げ集団で最後まで残っていたチッコーネとモラールにも追い付き、

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これを一気に突き放して集団から20秒以上のタイム差でもって独走を開始する。 

 

逃げ続けるユンゲルス。

EFエデュケーション・ファーストのウッズ、ウランの牽引の成果もあって一度は5秒差にまで縮めたものの、2人の体力が失われてしまうと再びそのタイム差が開き始めた。

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フラム・ルージュを通過して、なおも10秒のタイム差を残しているユンゲルス。

もはや、勝負は決まった。

 

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またガッツポーズが早すぎるような気がして、昨日のモレマと同じ悲劇に見舞われるかとハラハラしたが、さすがに今回は大丈夫だった。

残り15kmの3級山岳でのアタックからの鮮やかな独走勝利。見事であった。

 

また、EFエデュケーション・ファーストとしても、チーム一丸となった大作戦により総合上位の選手たちを軒並み蹴落とすことに成功。

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モレマ、デュムラン、バルデらに43秒差をつけた結果、総合成績も以下の通りに。

 

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総合4位。表彰台圏内まであと一歩。デュムランとのタイム差も1分以内にまで近づけることができた。

 

段々、勝ち方がわかってきた。

続く第10・11ステージはいずれも平坦スプリンター向けのステージ。

ここでしっかりと体力を温存したうえで、第12ステージから始まるピレネー4連戦でいよいよ表彰台圏内に入っていこう。
 

 

 

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