ProCyclingManager2019 ツール・ド・フランス予習プレイ第4ステージ。
今日はようやく平穏な平坦ステージ。
前日に総合で大きく遅れて傷ついた我らがEFエデュケーション・ファーストも、つかの間の休息を取ることができるか。
※スタートリストは実際のレースとは全く異なっております。
↓前回はこちらから↓
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第4ステージ ランス〜ナンシー 213.5㎞(平坦)
4級山岳も2つしかなく、全体的には平坦。
優勝予想もヴィヴィアーニ、フルーネウェーヘン、サガンと実に平穏に終わりそうな予感しかしないステージだ。
逃げても取れるのは2ポイントだけということで、この日は山岳賞ジャージのベッティオルは逃げに乗せない。
メンバー全員でプロトンの中でのんびりサイクリングを楽しむこととする。
逃げに乗ったのは4名。
- イェンス・ビエルマンス(カチューシャ・アルペシン)
- マーク・レンショー(ディメンションデータ)
- マチュー・ラダニュ(グルパマFDJ)
- ネイサン・ファンフーイドンク(CCCチーム)
残り90km地点の4級山岳はファンフーイドンクが先頭通過。
これで彼は山岳ポイントを2ポイントに上積みしたものの、山岳賞首位のベッティオルは6ポイントなのでまだまだ届かず。
残り65km地点の中間スプリントポイントでは、5番手を争うメイン集団での争いで、ファネンデルト→クルーゲ→デブイストの順番でリードアウトを形成するカレブ・ユアンが優勢。
現在マイヨ・ヴェール争いの首位を独走中の彼が、さらにポイントを上乗せする結果となった。
フェルナンド・ガビリアもアレクサンドル・クリストフに導かれてペースアップし、最後に一気に差をつめて6番手通過。
このコンビネーションを、実際のツールでも見てみたかった・・・。
7番手以下はサガン、ヴィヴィアーニ、ワルシャイド、トレンティン、グライペルと続いた。
残り23kmでビエルマンスが脱落して集団に吸収。
ロット・スーダルが中心となって牽引するメイン集団は、残り15km地点の4級山岳(登坂距離3.2km、平均勾配5%)の麓で逃げ3名とのタイム差を30秒差にまで縮めた。
ここで、EF動く。
ベッティオル先頭でトレインを形成し、あわよくばアタックにより、前日の失ったタイム差を挽回する・・・
と思ったけれど、さすがに5%程度の勾配1発ではどうしようもなかった。
というかこの程度ですらヴァンガーデレンがついてこれていない。
結局ベッティオルが山頂先頭通過して山岳ポイントを1つ上乗せしただけで終わり、一応アタックさせたウッズもすぐに捕まり、おとなしく集団スプリントで終えることとなる。
この日、強かったのはロット・スーダルとボーラ・ハンスグローエだった。
カンペナールツ→デブイスト→クークレールのトレインで加速していくロット・スーダルに対し、左側からはアッカーマン→ベネットというあまりにも豪華すぎるトレインでサガンが飛び出してきた。
このままではいけない、と思ったユアンは、クークレールの背中から飛び出してサガンを発射させたあとのベネットの背中に一瞬飛び乗り、そこからさらなるスプリントを開始。
しかし、サガンのさらなるの加速にはついていくことができなかった。
優勝はサガン。
2位以下はユアン、トレンティン、ボニファツィオ、ヴィヴィアーニ、ガヴィリア、ワルシャイドといった順。
第1ステージで強かったグライペルが調子を落とし、ボニファツィオは安定して上位にいる結果に。
ここまでのマイヨ・ヴェールの状況は、
- カレブ・ユアン(105)
- ペテル・サガン(85)
- アンドレ・グライペル(62)
- ダニエル・マーティン(50)
- エリア・ヴィヴィアーニ(46)
果たしてユアンはこのままサガンから逃げ切れるか。
次回はいよいよヴォージュ山塊へ。
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