自転車ロードレースシミュレーションゲーム「ProCyclingManager2019」を使用してツール・ド・フランス2019のコースを予習しつつティージェイ・ヴァンガーデレンで総合表彰台を目指す無謀なプレイ。
いよいよ最終決戦の舞台、アルプスに突入。
そして早速現れるクイーンステージ。
果たして、ヴァンガーデレンは総合表彰台の夢を実現させることができるのか?
第17ステージを終えた時点での総合成績は以下の通り。
総合3位デュムランとのタイム差は27秒。
まずはこのタイム差をひっくり返すことが、目下の目標である。
↓第3週のコース詳細はこちらから↓
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第18ステージ アンブラン〜ヴァロワール 208㎞(山岳)
200km超のロングコース。
標高2,000m超えの山岳が3つ。
総獲得標高は5,250mを超えるという、正真正銘のクイーンステージである。
現実世界では、ジュリアン・アラフィリップが果たしてマイヨ・ジョーヌを守ることができるのか、というところに注目が集まっているだろうこのステージ。
ゲームの中においても、ヴァンガーデレンの総合表彰台を目指すうえでの、最重要ステージとなることは間違いない。
デュランス川の美しい水面を横目にしつつ、13名の逃げが早々に決まる。
アダム・イェーツ、ミゲルアンヘル・ロペス、ラファル・マイカ、エンリク・マス、パトリック・コンラッド、ボブ・ユンゲルス、ロベルト・ヘーシンクなど、相変わらず強力なクライマーたちを含めた逃げ集団。
そのまま最大で5分ほどのタイム差を生みながら、13名の逃げは一体となって最初の1級ヴァール峠(登坂距離9.3km、平均勾配7.3%)を越えていく。
プロトンも130名程度の塊から縮小することはない。
そこで動きが起こり始めるのは、やはり最初の超級イゾアール峠(登坂距離14.1km、平均勾配7.3%)。
山頂まで6km(ゴールまで81km)の辺りから始まる9~10%の激坂区間。ここでプロトンから続々零れ落ちる選手たちが現れ、人数も50名程度に絞り込まれる。逃げ集団も少しずつ削られていく。
EFエデュケーション・ファーストもベッティオル含め各ルーラーたちが脱落し、いつものウラン、ウッズ、そしてマルティネスがアシストとして残る程度となった。
そしてマルティネスも脱落したイゾアールの頂上で、メイン集団は30名程度に。
逃げ集団の先頭はアダム・イェーツ、トニー・ガロパン、ロペスの3名。
そして、いよいよ突入する超級ガリビエ峠(登坂距離23㎞、平均勾配5.1%)。
その中腹、山頂まで7.5km、ゴールまで16.5kmで、今大会絶好調のダニエル・マーティンが勝負を仕掛けた。
逃げ遅れていたユンゲルス、マイカを追い抜いて、独走を開始するマーティン。
さすがにこれは山頂まで残り6kmで捕まえられるも、集団は25名程度に絞り込まれ、マイケル・ウッズも遅れる。
EFエデュケーション・ファーストはヴァンガーデレンとウランの2人だけに。
山頂まで残り5kmのゲートを潜り抜け、再びマーティンがアタック。
カスパー・アスグリーンが追随するも、それすらも振り切って、今度こそ決定的な独走が開始される。
山頂まで残り3.8km。勾配9%の厳しい区間。
マーティンは先頭を走っていた3人を捕まえる。プロトンとのタイム差は26秒に。
これを追いかけるのはフルームを引き連れたベルナルとフルサング、デュムラン、ニバリ、そしてヴァンガーデレンを引き連れるウランの7名に。
キンタナやイェーツ兄弟、トーマス、バルデ、ログリッチェ、ピノなどは少し遅れる形に。
そして、山頂まで2km。
ウランが持てる力の全てを出し切ってヴァンガーデレンを先頭に引っ張り上げ、アタック。
この動きについて来られたのはサイモン・イェーツのみ。
3名で山頂を通過したとき、メイン集団と彼らとのタイム差は2分20秒を超えていた。
あとはひたすら下り続けるゴール。
前日のように、下手したら0にされてしまうタイム差では今回はもう、ない。
とにかく1秒でも稼ぐためにヴァンガーデレン自ら先頭に立って牽引して牽引して牽引し続ける。
だから、最終的にスプリントで負けるのは仕方ない。ヴァンガーデレンにとってこれは、もはや様式美である。
大事なのは、手に入れたメイン集団とのタイム差。
なんと、結局3分43秒ものタイム差でもって、3人は抜け出すことに成功したのである。
結果、総合成績は以下の通りに。
なんと、ダニエル・マーティンがマイヨ・ジョーヌを獲得!
ヴァンガーデレンも、フルームに33秒差をつけて総合2位に。
残るステージは2つ。
いずれも山頂フィニッシュではあるものの、今日と比べればまだ難易度は低い。
もしかしたら、もしかすると・・・ヴァンガーデレン、総合表彰台どころか、総合優勝まで狙えてしまうかもしれない?
そんな期待すら抱きつつ、アルプス3連戦2日目へと臨んでいく・・・。
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