ジロ・デ・イタリア2020期間中に、自転車ロードレースシミュレーションゲーム「Pro Cycling Manager 2019」を使用して、昨年のジロをトム・デュムランとチーム・サンウェブでリベンジを狙っていく企画の第3週。
入れ替わるマリア・ローザ、サプライズ勝利。
一筋縄ではいかない、最後の瞬間まで誰が勝つかわからない、激動の第3週を振り返る。
- 第16ステージ ローヴェレ〜ポンテ・ディ・レーニョ 224.4㎞(山岳)
- 第17ステージ コンメッツァドゥーラ~アンテルセルヴァ 179.8km(山岳)
- 第18ステージ ヴァルダーオラ~サンタ・マリア・ディ・サーラ 217.6km(平坦)
- 第19ステージ トレヴィーゾ~サン・マルティーノ・ディ・カストロッツァ 147.7km(山岳)
- 第20ステージ フェルトレ~クローチェ・ダウネ 197.1km(山岳)
- 第21ステージ ヴェローナ 16.1km(個人TT)
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↓実際のジロ・デ・イタリア2019第3週のコースプレビューはこちらから↓
↓実際のジロ・デ・イタリア2019第3週の全ステージレビューはこちらから↓
第16ステージ ローヴェレ〜ポンテ・ディ・レーニョ 224.4㎞(山岳)
(30:35)
220㎞を超えるロングステージに、標高2,600mのガヴィア峠と伝説の舞台モルティローロとを詰め込んだ、総獲得標高6,000m弱の最凶ステージ。
現実のジロ・デ・イタリア2019では積雪によりガヴィア峠が(いつものごとく)キャンセルされるも、それでも厳しいステージであることは間違いがなかった。
ゲームの中では当然、キャンセルなどなく。
ガヴィアとモルティローロ、この2つの厳しい登りをしっかりと登らせる、正真正銘のクイーンステージとなった。
そして、その厳しいレイアウトは、総合争いにも激動をもたらした。
激しく冷たい雨が降りしきる中、衝撃の展開が最後に待ち受ける。
第17ステージ コンメッツァドゥーラ~アンテルセルヴァ 179.8km(山岳)
(33:58)
ジロ・デ・イタリア2019の第3週はひたすら山頂フィニッシュが続く。この日も、3級山岳とはいえ山頂フィニッシュ。チーム・サンウェブは、一丸となってデュムランのマリア・ローザを守るべく働く。
とくに、ダブルエースの一角として、自らも総合上位につけているオランダ次代の希望の星サム・オーメンも、実に見事な牽引力を見せてライバルたちの動きを封じ込める。
現実の2020年ではデュムランが去ったサンウェブにおいて、その存在感もより高まっていること間違いなしのこの男の走りを、ゲームの中でも注目していこう。
第18ステージ ヴァルダーオラ~サンタ・マリア・ディ・サーラ 217.6km(平坦)
(23:50)
大会最後の平坦ステージ。すでに、スプリンターたちがマリア・チクラミーノを獲得することは敵わず。それでも、最後の1勝を掴み取るべき、必死の走りをする、はずだったのだが・・・?
現実のレースではNIPPOヴィーニ・ファンティーニのダミアーノ・チーマがまさかのギリギリ逃げ切り勝利を果たしているこのステージ。
ゲームの中でも、まさかの展開がありうるかも?
第19ステージ トレヴィーゾ~サン・マルティーノ・ディ・カストロッツァ 147.7km(山岳)
(25:08)
いよいよ山岳ステージもあと2つ。
チーム・サンウェブもデュムランのマリア・ローザを護るための走りだけではなく、もう1つ、山岳ステージ逃げ切り勝利も狙っていきたい。
ロバート・パワーも乗った12名の逃げ。サイモン・イェーツなど、強力なライバルたちも多く含まれたこの集団は、果たして最後まで逃げ切ることはできるのか。
第20ステージ フェルトレ~クローチェ・ダウネ 197.1km(山岳)
(38:20)
最後の山岳ステージは、ガヴィア峠がキャンセルされた現実のレースではチマ・コッピ(大会最標高地点)に指定されたパッソ・マンゲン(標高2,047m)を含む難関ステージ。
サンウェブとしては、何としてでもこの日、最後までマリア・ローザを守り切りたい。
だが、3週間の最後の山岳ステージで、何事もなく平穏に終わるということがあるはずもなく・・・
最終版に待ち受ける、大混乱。
総合争いの行方は混沌の彼方へ。
第21ステージ ヴェローナ 16.1km(個人TT)
(29:01)
総合首位と総合2位とのタイム差はわずか10秒――。
デュムランとログリッチとの最終決戦は、この16.1㎞の短い個人タイムトライアルに委ねられることとなった。
ここまでの2つのタイムトライアルはともにデュムランが制してきたものの、今回は平坦基調のステージということで、その結末はまったく読めないものに。
果たして、この秒差を巡る争いを制し、最後にマリア・ローザを着るのは?
3週間にわたる戦いの果てに、果たしてデュムランは「逆襲」を果たすことはできるのか。
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