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プリモシュ・ログリッチ——決して「最強」ではないが、誰よりも「不屈」だった男が、ブエルタ・ア・エスパーニャ3連覇に至るまでの軌跡

 

 

それは、決して彼が本来望んだものではなかったかもしれない。

本来であれば彼は、ツール・ド・フランスの頂点を2度、掴み取ってもおかしくないだけの実力と実績を兼ね備えていた。

 

しかし一方で、彼はその栄光を目の前で奪い取られるという悔しい思いを経験しながらも、その直後に立ち上がり、いくつもの勝利を掴み取るという経験を2度繰り返した。

結果、彼が手に入れたのは史上3人目となるブエルタ・ア・エスパーニャ3連覇の達成。

そしてそれは、彼だからこそ成し遂げられた偉業である。

 

プリモシュ・ログリッチ。

決して「最強」でも「完全無欠」でもないが、誰よりも強い精神力をもった男が成し遂げた、ブエルタ・ア・エスパーニャ3連覇までの軌跡を辿る。

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目次

   

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おわりとはじまり、そして挑戦者として

すべての始まりは、彼がスキージャンパーとしての道を諦め、サイクリングに出会ったところから始まった。

1989年、まだスロベニアがユーゴスラビア連邦の一部だったときに生を亨けたプリモシュ・ログリッチは、最初スキージャンプの魅力に取り憑かれた。

そして才能は彼を後押しし、ジュニア時代の2007年には団体メンバーの1人として世界選手権で金メダルを獲得。

しかしその数週間後、悲劇は起こった。

 

スキージャンパーの聖地「プラニツァ」。

ここで彼は空中でバランスを崩し、左肩から思い切り大地に叩きつけられた。

すぐさま担架で運ばれたログリッチ。

幸いにも命に別状はなかったが、その後かつての強さを取り戻すことはついにできなかった。

 

 

しかし、彼はサイクリングに出会った。

それは2012年。21歳という、サイクリングを始めるにはあまりにも遅すぎる時期からの参戦で、彼はやがて世界最高のライダーと登り詰めていく。

これが彼の、「不屈」の物語の始まりである。

 

 

 ◆

 

 

おそらく我々の多くが最初に彼の名を知ったのは2016年のジロ・デ・イタリアであろう。

オランダ・ヘルダーラント州アペルドールンで行われた、9.8㎞の初日個人タイムトライアル。

ここでオランダ最強のTTスペシャリストにして翌年に世界王者となるトム・デュムランに対して、わずか0.022秒差で敗れるという脅威の走りをしてみせたログリッチの名は、瞬く間に世界に轟くこととなる。

そして彼はその同じジロの第9ステージ、キャンティ・クラシコの地で行われた雨の中の丘陵タイムトライアルで、2位以下に10秒以上の大差をつけて見事グランツール初勝利を果たした。

「トップクラスのTTスペシャリストが現れた!」というのが、おそらくは当時一般的な彼に対する評価だったのではないだろうか。

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しかし、彼の武器はTTだけではなかった。

翌年2月のボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナで登れる姿を見せた彼は、続くヴォルタ・アン・アルガルヴェでミハウ・クフィアトコフスキらを打ち破り総合優勝。

さらにティレーノ〜アドリアティコ総合4位、ブエルタ・アル・パイスバスコ(現イツリア・バスクカントリー)総合5位、ツール・ド・ロマンディ総合3位と、TTを含む各種ステージレースで好成績を連発。

 

極め付けは、その年のツール・ド・フランスの第17ステージ。標高2,623mのガリビエ峠を越える超級山岳ステージで逃げ切り勝利。

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このとき彼がただのTTスペシャリストではなく、登りもいけるオールラウンダー、それも、グランツールの総合すら狙いうるほどの実力をもった男であることが明らかとなった。

このときはまだ、プロ2年目であった。

 

 

そして2018年。

イツリア・バスクカントリー、ツール・ド・ロマンディ、ツアー・オブ・スロベニアと出場したステージレースで立て続けに総合優勝を重ねていったログリッチは、万全の体制でその年のツール・ド・フランスに挑んだ。

相方は2016年ジロ・デ・イタリア、彼が台頭してきたそのジロでマリア・ローザを着てーーそして失った男、ステフェン・クライスヴァイク。

「ダブルエース」体制で前年ジロ・デ・イタリア覇者トム・デュムランと、同年ジロ・デ・イタリア覇者クリス・フルームとゲラント・トーマスの「ダブルエース」に挑む、「挑戦者」としてログリッチとクライスヴァイクはこのツールに参戦していた。

結果は、総合4位&5位。表彰台には届かなかったが、クライスヴァイクとのコンビネーションは見事なもので、彼がグランツールのタイトル争いに割って入るのに十分すぎるほど相応しい男であることは証明してみせた。

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そして2019年。

この年のログリッチはツールへの出場を見送り、段階を踏んで頂点に挑むことに決めた。

すなわちジロ・デ・イタリアへの挑戦。

初めて彼が総合優勝候補として臨んだグランツールである。

 

 

 

最初の挫折

シーズン冒頭からUAEツアー、ティレーノ〜アドリアティコ、ツール・ド・ロマンディと、出場するすべてのレースで総合優勝を続けていくログリッチ。

彼こそが世界最強のステージレーサーであるという言葉には強い説得力があり、ツール・ド・フランスならいざ知らず、ジロ・デ・イタリアであればその総合優勝は揺るぎないものと思われていた。

 

ライバルは2017年覇者トム・デュムランに前年のブエルタ覇者サイモン・イェーツ、さらには2度のジロ制覇を成し遂げているヴィンツェンツォ・ニバリと決して甘くはない。

それでもなお、これまでグランツール表彰台経験もないログリッチがこの年のジロの総合優勝候補筆頭であることは間違いなかった。

 

その期待に応えるかのように、初日のサン・ルーカ激坂TTでいきなりの勝利とマリア・ローザ。

それだけでなく、第9ステージのサンマリノ山岳TTでも2勝目。

しかも、区間3位のバウケ・モレマや4位のヴィンツェンツォ・ニバリに対して1分以上、ミケル・ランダやサイモン・イェーツらに対しては3分以上もの差をつける圧勝。

 

第1週を終えた時点でログリッチとニバリとは1分44秒差、カラパスとは3分16秒差、サイモン・イェーツとは3分46秒差、ミケル・ランダとは4分52秒差。

今年のツールやブエルタの例を考えれば、これでもう総合優勝は堅い、あるとしてもニバリとの対決くらいだろう、というような状況であった。

 

 

それは、ログリッチも(そしておそらくニバリも)同じ思いだったのだろう。

ましてや、ランダですらなく、リチャル・カラパス。

プロ3年目で、昨年のジロはミゲルアンヘル・ロペスと新人賞を争い総合4位にはなっているものの、まだグランツール表彰台経験もない男が、そこに割って入るなど、想像もしていなかったのだろう。

 

だから第13ステージ。

ログリッチとニバリはカラパスを逃し1分19秒を与えた。

のみならず、続く第14ステージにおいても、ボーナスタイムを含んで2分4秒を与えた。

 

これでカラパスは総合首位に立つ。

それでも、ログリッチはカラパスからわずか7秒差の総合2位。

 

マリア・ローザを預けたのは事故みたいなもので、むしろ計画的とすら言え、最終日のTTで余裕で逆転できる。

はずだった。

 

だが第15ステージでさらに40秒。

第16ステージでは休息日明けの冷たい雨に降られながら、チームメートたちを失い孤立したログリッチはさらにニバリからもタイムを失い、カラパスから2分9秒、ニバリから22秒遅れの総合3位に転落してしまった。

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ここまであまりにも順調だった2019シーズン。

そして第1週終了時点では余裕だったはずのログリッチ。

しかし、第2週の後半から転げ落ちるように崩れていった彼は、最終的には総合3位と決して悪くない結果ではあったものの、本来期待されていたものとは程遠い結末を迎えてしまった。

 

これが彼の最初の挫折であった。

 

 

しかし彼はこれをすぐに挽回する。

ちょうど前年、サイモン・イェーツがジロ・デ・イタリアで圧倒的な強さを見せながら第19ステージでの急激なブレーキでマリア・ローザを失ったあと、その年のブエルタですぐさまリベンジを果たしたときと同じように。

2019年のログリッチも、同年のブエルタ・ア・エスパーニャで総合優勝を果たす。

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しかも、昨年のサイモンが飛ばしすぎた結果失速したジロを反省しブエルタでは落ち着いた走りに徹したように、今回のログリッチも初日のチームTTこそアクシデントもあり出遅れたものの、第2週の個人TTと山岳ステージでの強さによって、少しずつそのタイム差を開いていく。

若手中心で構成されたジロではなかなか噛み合わず山岳ステージの終盤では孤立することの多かったログリッチも、このブエルタではマルティンやレナード・ホフステッドなどのベテランや中堅の目に見えない活躍にも支えられ、そしてセップ・クスがより強くなりつつあることにも支えられ、チームとしてもかなり機能していた印象であった。

 

ジロこそ失敗したものの、しっかりとこのブエルタを勝ち切ったことで、ログリッチは、そしてユンボ・ヴィスマは、ついにツール・ド・フランスへの挑戦権を手にする。

 

2020年ツール・ド・フランス。

プリモシュ・ログリッチは、この世界最高の舞台に、最大の総合優勝候補の1人として、乗り込むこととなる。

 

 

衝撃の大敗と2倍の挽回

2020シーズンは2019シーズン以上に、完璧な状態でのツール入りを迎えていた。

このシーズンは2月頃から新型コロナウイルスの影響により多くのレースが中止に追い込まれたが、シーズン開幕後最初のレースとして開催されたスロベニア国内選手権で早速優勝。

そして「ツール・ド・フランス前哨戦」となったツール・ド・ランで、ステージ2勝&総合優勝。クリテリウム・ドゥ・ドーフィネも落車で途中リタイアするが区間1勝するなど絶好調で、とくに昨年ツール覇者エガン・ベルナル率いるイネオス・グレナディアーズと比べ、チーム力において圧倒的な差を見せつける結果となった。

2010年代を席巻し続けたイネオスに対し、その最大の武器でもあったチーム力で凌駕する新生ユンボ・ヴィスマ。

そのエースたるログリッチの調子の良さも相まって、戦前から期待十分といったところであった。

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そして、結果もその期待に十分応えるものであった。

第1週を終えて、マイヨ・ジョーヌは当然ログリッチの手に。

その時点ではまだ前年覇者エガン・ベルナルは強さを見せており、ログリッチから21秒遅れの総合2位。

第9ステージは凶悪な1級マリー・ブランク峠を越えてのフィニッシュで、集団からログリッチ、ベルナル、ポガチャルが(逃げていたマルク・ヒルシと共に)抜け出す展開となっており、この3名が今大会で最も強いことを証明していた。

 

だが、その一角ベルナルが、第2週でまさかの失速。直前のクリテリウム・ドゥ・ドーフィネでの落車が、元々良くない兆候のあった背中を強く痛めており、これが彼を脱落させた。

最大のライバルのまさかの消失。スロベニアの有望な後輩は40秒後方につけてはいるが、クイーンステージとなった第17ステージではこれも突き放し、総合最終決戦となる第20ステージ、ラ・プランシュ・デ・ベルフィーユ山岳TT決戦を前にしてそのタイム差は57秒。

 

誰もが、ログリッチのマイヨ・ジョーヌを信じていた。おそらく、ポガチャル自身も。

だが、ここまでの84時間で積み上げてきたその確信が、この日、わずか15分の間に脆くも崩れ去った。

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それは、2018年ジロ・デ・イタリアのクリス・フルーム大逆転総合優勝と並ぶ、いやもしかしたらそれをも上回るかもしれない、ここ10年で最も衝撃的な瞬間の1つであった。

そしてそれは劇的であると同時に、悲痛な瞬間であった。

チーム一丸となってシーズン通して積み上げてきた完璧な戦略が、その最後の15分まで何の曇りもなく進行していたものが、一瞬にして崩壊してしまったのだから。

 

 

ログリッチがこの日をもって2020シーズンを終えたとしても、誰も責めるものはいなかったであろう。

それくらいそれは、衝撃的な敗北であったのだから。

 

 

しかし彼は、すぐさま立ち上がった。

むしろ狼狽する後輩を自ら讃えに行き、彼が心から喜べるように気を遣った。

そしてシャンゼリゼを心ゆくまで楽しんだ後、わずか2週間後のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュで初のモニュメントを制した。

そのときの彼は、すべてのカメラが世界王者になったばかりの英雄アラフィリップに向けられていた中で、混乱する先頭集団の様相を気にすることなく、ただまっすぐに、最後まで諦めることなくハンドルを投げていた。

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そしてこの執念が、彼に栄光をもたらした。

ガッツポーズなき勝利。あの自転車人生を儚んでもおかしくないような衝撃の大敗からわずか2週間で、彼は「リベンジ」を果たしたのである。



 

さらに、その走りは止まらなかった。

立て続けに出場したブエルタ・ア・エスパーニャ。

この戦いにおいても常に攻撃的な姿勢を忘れず、わずかなボーナスタイムも貪欲に収集していった結果、最後の最後、カラパスとの激戦の末に残った総合タイム差は25秒だった。

一方、彼がこのブエルタで手に入れたボーナスタイムの合計は26秒。

まさに、「執念」がもたらした勝利であった。

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歴史的な大敗と、直後に掴み取った2つの大きな勝利。

彼は現役最強のライダーではないのかもしれない。

しかし彼は、誰よりも強い精神力をもった男であることは間違いなかった。

 

 

そしてそれは、2021シーズンにおいても繰り返される。

 

 

 

3連覇への軌跡

2021シーズンは決して順風満帆な滑り出しではなかった。

3月に開催されたパリ〜ニース。相変わらずの強さを発揮し、マイヨ・ジョーヌを着たまま最終日を迎えたログリッチは、この日、2度の落車を経験し、まさかの敗北を喫することとなる。

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目の前に迫っていた勝利が最後の最後で失われる。

半年前のトラウマを蘇らせるかのようなこの出来事に、前年までにはない不安が彼を包んでいたのは間違いがなかった。

 

しかし、彼はここでもまた「不屈」であることを示した。1ヶ月後のイツリア・バスクカントリー、ここで彼は、半年ぶりのポガチャルとの直接対決を迎える。

ポガチャルの調子がまだあまり上がりきっていなかったというのはあるのかもしれないが、ここでログリッチは快勝。

前年の「リベンジ」に向けて、状態が非常に良いことを証明してくれた。

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その後、彼はアルデンヌ・クラシックに参戦。

フレーシュ・ワロンヌで2018・2019覇者ジュリアン・アラフィリップに次ぐ2位など強さを見せつける。

そしてリエージュ〜バストーニュ〜リエージュを最後に、彼はツール・ド・フランス本番まで一切のレースを走らないという選択肢を取る。

たしかに昨年のクリテリウム・ドゥ・ドーフィネでも落車するなど、前哨戦レースはリスクも孕むのは確か。

今年のパリ〜ニースでも落車していただけに、より安全策を取ることを選び、高地トレーニングだけでツール本番に挑むこととなった。

 

 

その選択が、この結果に繋がっていたのかどうかはわからない。

 

しかし結論から言えば彼は第3ステージで単独落車を起こし、その影響は着実に彼の身体を蝕んでいった。

そして第8ステージを最後に、彼はツール・ド・フランスを去ることとなった。

昨年のあのあまりにも悔しい敗北のリベンジを誓って挑んだツール・ド・フランスで、彼は勝負すらさせてもらえなかったのである。

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だがこのとき、彼は必ず戻ってくる、という確信があった。

昨年、あの敗北からすぐに立ち上がり、2つの大きな勝利を収めたプリモシュ・ログリッチ。

彼がこのまま、シーズンを終えるとは到底、思えなかった。

 

 

その機会はそれでも思ったよりもずっと早くやってきた。

ツール・ド・フランス閉幕1週間後に開催された東京オリンピック。

ロードレースでは暑さにやられているような苦しそうな表情が目立ったログリッチ。やはり万全ではないのか、と思っていた中で・・・

 

まさかの、個人タイムトライアルでの金メダル。

それも、2位トム・デュムランに1分以上ものタイム差をつけての圧勝。

タイムトライアルという、1時間に及ぶ「自分との戦い」を制した彼は、間違いなく、世界で最も精神力の強いライダーであった。

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だから、彼がこの結末を掴み取ったとして、何も不思議ではなかった。

ブエルタ・ア・エスパーニャ。

2019年・2020年と連続で制しているこのスペインで挑む3度目のレース。

これまで、トニー・ロミンゲル、ロベルト・エラスの2人しか達成していない「ブエルタ・ア・エスパーニャ3連覇」。あのアルベルト・コンタドールですら成し得なかった3連勝を前にして、それは本来であれば大きなプレッシャーであったはずだ。

 

しかしそんなプレッシャーはものともせず。

彼はいとも簡単にこれをやり遂げた。

立ち向かうはイネオス・グレナディアーズとモビスター・チームの「トリプルエース」。そして今期絶好調のバーレーン・ヴィクトリアス。

しかし有利な先行する立場でありながらも自ら果敢にアタックを仕掛け続ける彼の姿は、どこか「怖いもの知らず」といった感じだった。

リスクを避けて慎重になり過ぎることもなく、その足の向くままに自らのペースで自由気ままにアタックを仕掛けるその姿は、天衣無縫な様を感じさせるほどであった。

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それが、プリモシュ・ログリッチという男なのかもしれない。

かつて、スキージャンパーという、身ひとつで護るもののない大空にその身を預ける危険な競技に打ち込んでいたこの男にとって、挑戦するという姿勢は常に当たり前のものだったのかもしれない。

 

その結果が、あの悲劇の事故であったとしても。

彼はそこから立ち上がり、今、サイクリングの世界で頂点に近い位置にいる。

 

 

だから彼にとって、2度のツールでの敗北は、過程ではあれど終端では決してない。

彼は再び、来年、挑戦してくれることだろう。

彼は「王者」ではないかもしれないが、いつまでも「挑戦者」として、我々を魅せ続けてくれる男だから。

 

 

何度打ちのめされても、すぐに立ち上がり、そして勝利してくる男。

世界で最も「不屈」な男、プリモシュ・ログリッチ。

 

その物語の結末において訪れるであろう、大いなる勝利の瞬間を、楽しみに待ち続けていよう。

 

 

その物語の最後に輝く、大いなる勝利の瞬間を、楽しみに待ち続けたいと思う。

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