スペイン・カタルーニャ州を舞台にした「クライマーのためのステージレース」。
ただし今年は長めの個人TTが用意され、例年よりはオールラウンダー向きな1週間に。
現役最強と目されるプリモシュ・ログリッチ、タデイ・ポガチャルが不在の中、その最強の山岳トレインの力を存分に発揮しこの1週間を完全支配したのがイネオス・グレナディアーズであった。
アレハンドロ・バルベルデ、エンリク・マス、マルク・ソレルのスペイン人エース3名体制で臨んだ地元モビスター・チームは、最後まで挑戦し続けたものの、この黒い軍団の牙城を崩すことはできなかった。
「2強」不在ながらも、チームとして今年もあくまでも頂点を目指し続けるという意思を、イネオスは見事に示してくれた。
一方、エステバン・チャベスやトーマス・デヘントといったベテラン、さらにはアンドレアス・クロンやレナード・ケムナ、勝ちには繋がらなかったものの、テイメン・アレンスマンやフアン・モラノなど、若手の活躍も多く見ることのできた今大会。
各ステージがどのようにして展開し、どのようにして「彼が勝ったのか」を、ステージごとに詳細に解説していく。
目次
- 第1ステージ カレーリャ〜カレーリャ 178.5㎞(中級山岳)
- 第2ステージ バニョラス~バニョラス 18.5㎞(個人TT)
- 第3ステージ カタルーニャのオリンピック運河~ヴァルテ2000 203.5㎞(山岳)
- 第4ステージ リポル~ポルト・アイネー 166.5㎞(山岳)
- 第5ステージ ラ・ポブラ・デ・セグール~マンレザ 201.5㎞(中級山岳)
- 第6ステージ タラゴナ~マタロ 194㎞(丘陵)
- 第7ステージ バルセロナ~バルセロナ 133㎞(中級山岳)
- 最終総合リザルト
各ステージのコースプレビューはこちらから
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第1ステージ カレーリャ〜カレーリャ 178.5㎞(中級山岳)
中盤に標高1,200m超えの1級山岳を登らせながら、最後は集団スプリントで決着することも多いカタルーニャの定番開幕ステージ。
しかし今年は、残り23㎞地点で得意のレイトアタックを繰り出したルイスレオン・サンチェス(アスタナ・プレミアテック)と、彼についていったアンドレアス・クロン(ロット・スーダル)、レナード・ケムナ(ボーラ・ハンスグローエ)、レミ・ロシャス(コフィディス・ソルシオンクレディ)の計4名がそのまま逃げ切る形に。
と、なれば、昨年のツール・ド・ルクセンブルクでディエゴ・ウリッシを打ち倒している若きパンチャー、クロンが圧倒的に有利であった。
最終ストレートで先頭はケムナ。その後ろにサンチェス、ロシャス、クロンの順番。
まず最初に腰を上げたのはロシャス。しかしこれを見てスプリントを開始したクロンは、軽々とロシャスを抜き去る。
サンチェスも慌ててこれを追いかけるも、届かず。
昨年までは母国デンマークのUCIプロチームに所属していた彼の、ワールドツアーチーム初年度の初勝利となった。
第2ステージ バニョラス~バニョラス 18.5㎞(個人TT)
全体的にフラットながらカーブが多くテクニカルな中距離TT。
前半でトップタイムを叩き出したのはやはりこの男。ティレーノ〜アドリアティコでフィリッポ・ガンナも打ち破ったフランスTT王者、レミ・カヴァニャ。その安定感は今年世界王者の座を手に入れたとしても何も不思議では無いほどに感じられる。
ただ、ここでその真の実力を発揮してみせたのが、2018年・2019年の世界王者ローハン・デニス。それこそ2019年の世界選手権以来となるTT勝利を決める素晴らしい走りを披露してくれた。昨年のジロといい、イネオスに来たことは彼にとっては間違いなく正解だったと言えそうだ。
一方、総合争いも白熱。アルメイダ、マクナルティの若手オールラウンダーたちの安定した強さに、クライスヴァイク、ポート、トーマスといったベテランオールラウンダーたちがTTスペシャリスト顔負けの強さを発揮。
そんな中、やはり驚くべきはアダム・イェーツの走り。総合勢TOPのアルメイダからわずか7秒遅れとなり、オールラウンダーと呼んでも差し支えないほどの成績。
先日のUAEツアーのTTではアルメイダから28秒遅れの区間34位と想定通りの結果だっただけに、今回のカタルーニャは単純にすこぶる調子が良すぎただけ、と見ることもできるかもしれないが、彼がこのイネオスに来てから着実に進化しつつある可能性を感じさせた。
次回はイツリア・バスクカントリーのTT。そこでアダムはまぐれでは無いことを証明できるか。
第3ステージ カタルーニャのオリンピック運河~ヴァルテ2000 203.5㎞(山岳)
2013年にナイロ・キンタナが、2014年にティージェイ・ヴァンガーデレンが優勝し、2019年ではアダム・イェーツが制しているカタルーニャ1周の定番山頂フィニッシュ。その名の通り標高2,000mに至るスキーリゾートだ。
ラスト11㎞から登坂が始まると、集団の先頭をイネオス・グレナディアーズの山岳トレインが支配し始める。
この動きを嫌ってアレハンドロ・バルベルデが残り10㎞でアタック。この動きはすぐさまリチャル・カラパスやセップ・クス、ジュリオ・チッコーネらに捕らえられ、集団に引き戻されるが、バルベルデは諦めることなく残り8㎞で再びアタック。
今度は誰もついて来ず、単独で抜け出した。
残り7㎞を過ぎてから集団からナイロ・キンタナが飛び出してバルベルデに追いつくと、遅れて追随してきたチッコーネやカラパスも合流し、4名に。
カラパスが抜け出したことでイネオスも牽引を止め、集団のコントロール役は総合リーダーのアルメイダ擁するドゥクーニンク・クイックステップに。
アルメイダのアシストはもうファウスト・マスナダしか残っておらず、彼も最後の力を振り絞って牽引を続けていた。
そんな中、残り5㎞を前にしてついにアダム・イェーツがアタック。この動きに反応できたのはセップ・クスただ1人であった。
あっという間にバルベルデたちを追い抜く。追い抜かれざまにバルベルデは2人についていったが、キンタナやチッコーネ、カラパスは突き放されてしまった。
先頭には逃げからの唯一の生き残りであるテイメン・アレンスマン。
だがこれも間もなく追いつかれ、残り3㎞で振り切られてしまう。
そのタイミングでクスがアタックを繰り出すが、アダムはいとも簡単にこれを押さえ込む。
残り2.2㎞でバルベルデが脱落し、先頭はクスとアダムだけに。
そして1.8㎞。
ついにクスすらも、アダムは突き放して独走を開始する。
集団から飛び出してきたエステバン・チャベスがクスやバルベルデも追い抜いて猛追してくるが、届かず。
長年にわたり在籍してきたオージーチームを抜け出し、今年イネオスに移籍してきたばかりの「新参者」が、今この最強チームの中で「最も強い男」になりつつある。
第4ステージ リポル~ポルト・アイネー 166.5㎞(山岳)
コース前半に1級山岳、そして後半に超級山岳を2つ登らせる今大会のクイーンステージ。
前回登場の2016年にはトーマス・デヘントが逃げ切りを決め、総合勢ではアルベルト・コンタドールとナイロ・キンタナが熾烈な争いを繰り広げた登りである。
18㎞の長い長い超級山岳ポルト・アイネーの登り。前日同様、イネオスの山岳トレインが支配。
残り18㎞から13㎞に至る5㎞をローハン・デニスが、そこからラスト2.6㎞までは(途中一度メカトラで外れた2㎞を除き)リチャル・カラパスが牽引し続ける。
その間に総合15位ステフェン・クライスヴァイクや総合16位のエンリク・マスなどがアタックするも、勢いは大したことなく、すぐさまカラパス、あるいはその後を引き継いだゲラント・トーマスによって飲み込まれてしまう。
そんな中、はっきりと抜け出したのがチーム・バイクエクスチェンジの総合9位エステバン・チャベス。
前日のヴァルテ2000でも終盤に飛び出して区間2位に入り込むなど、明らかに調子の良かった彼が、この日はカラパスを先頭としたイネオス列車とのギャップも一気に開き、単独先頭に躍り出た。
集団の方では残り2.6㎞からゲラント・トーマスが、残り1.6㎞からはリッチー・ポートが先頭を牽きペースを上げ、その中でUAEツアー総合3位のジョアン・アルメイダも脱落していく。
しかしそんなポートのハイ・ペースも、逃げ続けるチャベスには届かなかった。
プロトンに7秒差をつけて逃げ切ったチャベス。2011年ツール・ド・ラヴニールを制し名を挙げ、2015年のブエルタ・ア・エスパーニャで台頭。2016年はジロとブエルタでそれぞれ総合表彰台に登り詰めるなど、第一線で活躍し続けていた。
しかしその後は病気や怪我に苦しみ、低迷。2019年にはジロ・デ・イタリアで勝利するも、そこからまた、勝ち星を得られないまま苦しい時期を過ごし続けていた。
そこからの、2年越しの勝利。もちろんこれは、まだ彼の通過点に過ぎない。ここからの彼の歩みに、さらなる期待を寄せていこう。
2019年ジロ勝利までの道筋はこちら
第5ステージ ラ・ポブラ・デ・セグール~マンレザ 201.5㎞(中級山岳)
序盤から標高1,000m超えの登りをこなし、終盤も1級山岳モンセラートがゴール前26.5km地点に用意されていながらも山頂フィニッシュではないなど、非常に逃げ向きのステージ。
実際、レミ・カヴァニャやマテイ・モホリッチ、ステフェン・クライスヴァイクにマルク・ソレルなど、強力な逃げ屋やクライマーたちが集まる40名以上の逃げ集団が形成される。
モンセラート峠を越えて先頭はクライスヴァイク、リゴベルト・ウラン、ダニエル・マーティン、セバスティアン・ライヒェンバッハなど精鋭7名が残り、メイン集団とのタイム差は平坦区間しかない残り16㎞で2分以上。
先頭7名の逃げ切りが決まった。
残り6.7㎞でケムナがアタックすると、少し遅れたクライスヴァイクが追撃を仕掛けるが、これはカルロス・ベローナやウランによって捕まえられ、結局はケムナが単独で抜け出すことに。
追走集団も12名にまで膨れ上がり全力で追走を行うが、残り1㎞の段階でもそのタイム差は30秒も残っており、捕まえることはもう不可能であった。
昨年、チーム・サンウェブから移籍してきたドイツの若き有望な山岳エスケーパー。
昨年ツールに続くワールドツアー勝利で、今年のボーラ・ハンスグローエに待望の初ステージ勝利をもたらした。
第6ステージ タラゴナ~マタロ 194㎞(丘陵)
登りの数は多いながらも、終盤はカタルーニャレベルなら「平坦」と言ってしまっても良いレベル。
同じく集団スプリントを期待されていた第1ステージがまさかの逃げ切りで終わった中、この日が今大会最初で最後の集団スプリントとなることが期待されていた。
マテイ・モホリッチやハロルド・テハダを含む5名の逃げは最大で4分程度のタイム差しか許されず、残り18㎞までにすべて吸収。
カウンターでジェームス・ノックスやマルク・ソレルら4名が抜け出すも、これも間も無く引き戻された。
そして最後の3級山岳の下りで、逃げスペシャリストのレミ・カヴァニャがアタック。
彼にとっては十分に価値を狙える距離からの独走開始だったが、数少ないチャンスを逃したくないスプリンターズチームの牽引で、残り8.5㎞で捕まえられてしまった。
そして迎える、大集団スプリント。
結果から言えば、ペテル・サガン、ダリル・インピー、フアン・モラノという、今大会出場しているスプリンター系選手の中で最も強い3名が上位を独占する形となった。
展開としては、残り500mでフアンホセ・ロバトがアタックする中で、これが集団牽引するカヴァニャによって残り300mで捕まえられる。
そのままカヴァニャ先頭でフィニッシュに向かって加速していくが、前から4番目の位置にいたダリル・インピーが残り200mを切ってから左に大きく飛び出してスプリントを開始。
インピーの番手につけていたペテル・サガンが、その動きに合わせて自らもラインを左に大きくずらし、インピーの後輪を捉え続けていた。
インピーの前にいたチーム・クベカ・アソスのレイナルト・ヤンセファンレンズバーグは一歩遅れてスプリントを開始するが、これはあまり伸びない。
インピーの番手につき続けていたサガンが、このヤンセファンレンズバーグの動きに合わせ、その背後に回る形でラインを右へと変えていった。
ヤンセファンレンズバーグの前、つまり先頭カヴァニャの番手を得ていたチームDSMのマックス・カンターは、このインピー、サガン、ヤンセファンレンズバーグの動きを確認した上で、残り150mでスプリントを開始。
サガンもこのタイミングでヤンセファンレンズバーグとカンターの間を割るようにして加速していく。
そして、ここまでポジションはよくなかったフアン・モラノが、コースの一番左のライン、フェンス際ギリギリのラインをものすごい勢いで加速してきた。
結果は、最初に述べたようにサガン、インピー、ヤンセファンレンズバーグの順。
最も完璧なタイミングでスプリントを開始できたのはサガンとカンターであった。
しかしカンターは純粋に一歩、力で劣っていたように思う。
インピーは早めの駆け出しの割にはかなり残り続けられていたので、もしかしたらサガンと同時にスプリントを開始できていれば、競り勝つこともできていたかもしれない。
逆にサガンはさすがの戦術力。すぐさま強いインピーの動きに反応し、最適なタイミングまで先頭に出ないための動きは完璧だった。
一方でその自由奔放な横の動きが、これまでもトラブルを生み続けていたことは気になる部分である。
そして、この日、最も強い足をもっていたのは、モラノだったのではないかと思っている。
昨年のジロ・デ・イタリアでも、強力なグルパマFDJトレインに食らいつく素晴らしいリードアウト力を見せており、現在ミケル・モルコフに次ぐリードアウターであると確信している彼。本来その彼によって発射されるはずのフェルナンド・ガビリアが彼本来の実力を十分に発揮できていれば、勝利量産は間違いないという印象すらあった。
そんな最強格のリードアウター、モラノが、単独のスプリンターとしても強くないわけはない。昨年のツアー・コロンビアではステージ3勝。チャンスが与えられていないだけで、その実力は(本来その立場にいたはずのホッジが不調続きであることも踏まえ)「次のガビリア」に相応しい存在であると言える。
第7ステージ バルセロナ~バルセロナ 133㎞(中級山岳)
毎年恒例、バルセロナの「モンジュイックの丘」を舞台にしたアルデンヌ風アップダウンステージ。
総合争いの舞台にもなりうるポテンシャルを秘めたコースではあり、総合表彰台を独占するイネオスに対し、総合4位アレハンドロ・バルベルデ擁するモビスター・チームがどう動いていくかに注目の集まるステージとなった。
だが、最後のステージ優勝のチャンスを巡り、序盤からアタック合戦が頻発。
逃げが生まれては消えを繰り返し、残り100㎞を切った時点で先頭には32名もの超大規模な逃げ集団が出来上がる結果となった。
集団を牽引するイネオス・グレナディアーズはやる気なし。残り30㎞を切って逃げと集団とのタイム差はなお4分半も残っており、先頭集団での逃げ切りが確定した。
連日逃げに乗っているジェームス・ノックスやマルク・ソレル、リゴベルト・ウランやダニエル・マーティンなどの実力者たちが揃う32名。
その中から、残り47.2㎞地点から始まる「モンジュイックの丘」周回コース突入と同時に、トーマス・デヘントが抜け出した。
のちにマテイ・モホリッチが合流し、強力なエスケーパー2名となった先頭。
モンジュイックの丘の(過去何度も落車が発生している)テクニカルな下りでは常にモホリッチが抜け出すものの、一人では逃げ続けたくない彼がデヘントを待ったことで、最終盤までこの先頭2名体制は崩れることなく、追走もこれを捕まえきれずに終わってしまった。
逃げ切るという意味では、モホリッチのこの選択は正しかったかもしれない。
しかし、ここ2年うまくいかないことが続いていたとはいえ、やはりこの男は「逃げ王」であった。
残り5㎞。
最後のモンジュイックの丘の登りで、クライマーらしい強力な登坂力でモホリッチを突き放したデヘント。
そのまま下りでも追いつかれることなく、2年前のツール・ド・フランス以来となる勝利を掴み取った。
これでカタルーニャでの勝利は5回目。彼にとって決して突出したリザルトではないものの、その歓喜の表情は、この2年の苦しみの深さを物語っていた。
そして、総合争いにおいては、やはり最後にこのチームが仕掛けてきた。
総合4位アレハンドロ・バルベルデ擁するモビスター・チーム。なんとか総合表彰台を独占するイネオスの一角だけでも脱落させ、表彰台に食い込もうとする意図を持ってチーム総出で加速していく。
最終的には逃げのほとんどを飲み込み、集団先頭を取ることにも成功したバルベルデだったが、ボーナスタイムを得ることもできず、デニスもポートと集団内にはきっちりと残っており、逆転は叶わなかった。
それでも、地元スペインのステージレースにおいて、最後まで戦い続けたモビスター・チーム。
昨年2勝。今年も1勝もできていないどころか3位以内にすら入れていないというかなり苦しい状況にある彼らだが、挽回に向けて、少しずつ状態を上向きにしていくはずだ。
最終総合リザルト
対抗馬と見られたジョアン・アルメイダがUAEツアーほどの好調さは見せられず山岳ステージでも沈んだこともあり、イネオス・グレナディアーズによる圧勝となった今回のカタルーニャ。
パリ〜ニース、ティレーノ〜アドリアティコが散々な状態だったこともあり今年のイネオスも不安視されていた中で、ひとまずは安心できる材料と言えるか。
とはいえ、やはりまだまだプリモシュ・ログリッチ擁するユンボ・ヴィスマ、タデイ・ポガチャル擁するUAEチーム・エミレーツに勝てているわけではない。
このままだとジロ、ブエルタは取れたとして、彼らにとって「本来の目標」であるはずのツールで勝てるイメージは、全く湧いてこない。
よって、重要なのは、明日から始まるイツリア・バスクカントリーである。
そちらではついに、ログリッチ擁するユンボと、ポガチャル擁するUAEに、真正面からぶつかる形となる。
イネオスの布陣は絶好調アダム・イェーツに、パリ〜ニースでは実力を見せる前に退場となったテイオ・ゲイガンハート、そしてカタルーニャでは初戦ということでアシストに回るも強い走りは見せられていたリチャル・カラパスのトリプルエース体制。
カタルーニャ同様の圧倒的な強さをユンボ、UAEに対しても見せられるか、それともやはり今年はこの2強には敵わないのか。
明日から始まるバスクでの1週間はその意味で、今年を占う最重要な1週間となりそうだ。
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