読み:アンドローニ・シデルメク・ボッテーキア
国籍:イタリア
略号:ANS
創設年:1996年
使用機材:BOTTECCHIA (イタリア)
2017年ヨーロッパツアーランキング:3位
(以下記事における年齢はすべて2018年における数え年表記となります)
2018年ロースター
ツール・ド・ラヴニール総合優勝を果たし今年スカイに移籍した期待の新人No.1、ベルナルが元々在籍していたチーム。かつて、ミケーレ・スカルポーニなども在籍し、成績を残している。
1クラスと2クラスのみだが、2017年シーズンは22勝と好調。とくに2016年から引き続き、ツアー・オブ・チャイナでの大量勝利が目立った。
今年はジロのワイルドカード獲得なるか?
注目選手
ダヴィデ・バッレリーニ(イタリア、24歳)
脚質:ルーラー
昨年のティレーノ~アドリアティコで、第2ステージでの逃げにより山岳賞ジャージを獲得。第4ステージでも逃げたが、その日の勝者キンタナに一度は奪われる。が、ITTを翌日に残した実質的な最終ステージで再度逃げに乗った結果、見事、山岳賞ジャージを自らのものにした。
とはいえ、クライマーとしての実績はさほど多くなく、むしろスプリンターと定義してしまった方が適切かもしれない。
昨年のツアー・オブ・ターキーでは3度、スプリントステージでTOP10入りを果たしている。
ファウスト・マズナーダ(イタリア、25歳)
脚質:クライマー
ネオプロの昨年、ツアー・オブ・ターキーのクイーンステージで区間4位。そのままの勢いで総合3位となった。今後期待の若手の1人だ。
ケビン・リベラ(コスタリカ、20歳)
脚質:不詳
珍しいコスタリカ人ライダー。わずか19歳で挑んだ昨年のツアー・オブ・チャイナⅠの開幕ステージで逃げ切り勝利。そのまま総合優勝を決めた、底知れぬ男。
アマドールに続く母国の英雄となれるか?
フランチェスコ・ガヴァッジ(イタリア、34歳)
脚質:パンチャー
20代後半の時期にランプレ、アスタナとワールドツアーチームに在籍していた。グランツール出場経験も豊富で、バスク1周やブエルタでの勝利経験もある、チーム随一のベテランである。現チームは今年で3年目。
2017年ツアー・オブ・ターキー総合7位。
ロドルフォアンドレス・トーレス(コロンビア、31歳)
脚質:クライマー
ワールドツアーチーム所属経験はないが、2014年・2015年はチーム・コロンビアに所属し、ブエルタやジロにも出場している。2015年ブエルタで、フランク・シュレクと逃げて惜しくも区間2位となったのは記憶に新しい。
ブエルタ・サンフアンは昨年総合3位。似たレースであるツール・ド・サンルイスでも総合2位の経験有。今年もエースとして狙っていく。
2018年シーズン主要出場予定レース(1/7時点)
1/21~ ブエルタ・サンフアン(アメリカツアー2.2)
出場予定選手
1.ロドルフォアンドレス・トーレス
2.マヌエル・ベレッティ
3.マルコ・フラッポルティ
4.フランチェスコ・ガヴァッジ
5.ファウスト・マズナーダ
6.アンドレア・ヴェンドラーメ
トーレスで総合優勝を狙い、5つあるスプリントステージではベレッティをエースに立てるか? マズナーダの躍進にも期待。
結果が出たらまたここに追記する(予定)。