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【全ステージレビュー】UAEツアー2019

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アブダビ・ツアーとドバイ・ツアーが統合されて今年から新創設された「UAEツアー」。

全7ステージ、2つの山頂フィニッシュにチームTTと総合争いに関わるステージも多岐にわたり、出場選手だけでなくレース自体のクオリティも、歴史あるステージレース群に遜色ないものに進化した。

 

実際のレースの展開もまた実に魅力的なものに仕上がっていた。

スプリントステージではアレクサンドル・クリストフとフェルナンド・ガビリアのコンビネーションが戦前の様々な不安を打ち消して完璧なものを見せており、それでいて毎日勝者が入れ替わる白熱の戦いであった。

山頂ステージではチームTTでも有利な位置にいたプリモシュ・ログリッチェが実力を見せる一方、スペインのレースでは昨年ほどの立ち上がりではなかったアレハンドロ・バルベルデが「やっぱり強い!」と思わせる足を見せた。

 

一方、やはりまだまだシーズン序盤。

リッチー・ポートやイルヌール・ザッカリンはまずは様子見といった感じの走りを終始見せており、トム・デュムランも第6ステージでは2位に入る走りを見せたものの、まだ本調子からは程遠そうだ。

 

来年以降も注目のレースとなること間違いなしのこのUAEツアーの、各ステージの簡単な振り返りを行っていく。

 

↓コース詳細はこちらを参照のこと↓

www.ringsride.work

 

 

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第1ステージ アル・フダリアット・アイランド~アル・フダリアット・アイランド 16km(TTT)

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UAEの首都アブダビ近郊に造られた人工島で行われたオールフラットなチームタイムトライアル。コース序盤を除けば厳しいコーナーもほとんどないハイスピードコースとなっており、優勝したユンボ・ヴィスマの平均時速は脅威の57km/h。

かつてのチームTT最強チームといえば「BMCレーシングチーム」「クイックステップ」「オリカ(現ミッチェルトン・スコット)」の3チームであったが、BMCレーシングチームは昨年のスポンサー問題により多くの有力選出が流出し、その中にはローハン・デニスやティージェイ・ヴァンガーデレン、ステファン・キュングなどの有力TTスペシャリストも数多く含まれていた。残った選手の中にもジョセフ・ロスコフやパトリック・ベヴィンなど強い選手はいるものの、結果として今回は6位に沈んでしまった。かつての「最強」の看板は降ろさざるを得ないだろう。

代わって近年トップチームに躍り出てきているのが「チーム・スカイ」や昨年の世界選手権で優勝した「チーム・サンウェブ」である。スカイは今回直前でフルームが不出場となったことが4位に沈んだ原因と言えるかもしれない。デュムランにウィルコ・ケルデルマンを連れてきているサンウェブは間違いなく強かったが、それでもユンボ・ヴィスマには敵わなかった。

何しろ、2017年世界選手権銀メダリストのプリモシュ・ログリッチェにデュムランに勝ったこともある男ヨス・ファンエムデン、そして何よりもトニー・マルティンまで揃っているのであろう。地上最高クラスのTTスペシャリストたちを集めたといっても過言ではないこのチームが、今年のチームTTにおける台風の目となることは間違いないだろう。

そしてもう1つ、ローハン・デニスが移籍してきたバーレーン・メリダも、やはり好成績を残した。今、確実にチームTTの勢力圏に変化が訪れてきている。今年のツール・ド・フランスもチームTTが用意されているだけに、今回のこの結果は注目に値するものである。

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第2ステージ ヤス・アイランド~アブダビ・ビッグフラッグ 184km(平坦) 

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ラスト1.3kmから最も良い形で先頭に出たのはグルパマFDJ。フランスチャンピオンジャージを身に纏ったアントニー・ルーが牽引し、その後ろに2枚のアシストを揃えて26歳の若手マルク・サローがスプリントのチャンスを窺う。

しかし、FDJは仕掛けるのが早すぎた。いや、その他の強豪チームたちに対して先手を取るにはこのタイミングしかなかったのか。

 

いずれにせよ、ラスト1km、フラム・ルージュを越えた直後にFDJトレインは崩壊。

代わってバーレーン・メリダ、カチューシャ・アルペシンなどが先頭を取ろうと番手を上げていく中、本命の1人であるヴィヴィアーニは集団の中ほど。

これを引き上げようとしたミケル・モルコフの背中も、UAEチーム・エミレーツのアレクサンドル・クリストフ&フェルナンド・ガビリアに奪われる。

 

が、モルコフはそのままペースを上げて、UAEの2人ごとヴィヴィアーニを引き上げる。この最強リードアウトマンに導かれ、ガビリアを従えたクリストフは最高のスプリントを開始する。

あとはヴィヴィアーニが完璧なタイミングでガビリアの背後から抜け出すことができれば良かったのだが、思いのほかクリストフのリードアウトが強烈で、最高のタイミングで最高の加速を見せることができたのはガビリアの方だった。

ヴィヴィアーニもなんとかスプリントを開始して並びかけるが、最後まで伸びを見せ続けたガビリアの粘り勝ちとなった。

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戦前から本当に機能するのかと不安が隠せなかったクリストフ&ガビリアコンビ。

しかし今回は見事にこれが実現し、クリストフの大人っぷりに驚嘆の念を隠せない。

このコンビの勢いがこのままツール・ド・フランスで見ることができるのであれば、今年のツールのスプリンター戦争も楽しみなことこのうえない。

とりあえずUAEチームは地元最大のレースでの見事な勝利を挙げられてひとまず安心。前日にあまりにも厳しい走りをしていただけに・・・。

 

 

第3ステージ UAE大学~ジュベル・ハフィート 179km(山岳)

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ゴール前10.8kmから始まる平均勾配6.6%の登り。8%前後の勾配が続く登りの前半戦でまず抜け出したのはパトリック・ベヴィン(CCCチーム)とディエゴ・ウリッシ(UAEチーム・エミレーツ)。のちにロブ・パワー(チーム・サンウェブ)も合流した。

UAEチームにとっては集団の中にダニエル・マーティンとルイ・コスタも潜んでおり、このウリッシの先行はいわゆる「前待ち作戦」などにも使える可能性を秘めた重要な一手であった。

逆に総合リーダーを擁するユンボ・ヴィスマにとっては、あまり逃したくない相手でもあった。 

 

ライバルたちは集団コントロールをユンボに一任。

残り8.6kmから先頭を牽引し始めたクーン・ボウマンも残り7.7kmで脱落し、ログリッチェに残されたアシストは23歳のローレンス・デプルスただ1人となった。

ログリッチェは窮地に立たされた、はずだった。

しかし、ここからのデプルスの牽引がひたすら凄まじかった。

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たった1人の先頭固定牽きで、最大で14秒近くにまで広がっていた先頭3名とのタイム差を残り6km地点で0に。

その後も時速23kmのペースで先頭を牽引し続け、リッチー・ポート、オマール・フライレ、ヴィンツェンツォ・ニバリ、そしてルイ・コスタといったトップクライマーたちを次々と引き千切っていった。

このデプルスの牽引は残り4.2kmまで続いた。

実に、3.5kmにわたる、大牽引であった。

 

そして、満を持してのログリッチェのアタック。

一度は遅れかけたダニエル・マーティンもカウンターで飛び出したが、ログリッチェはこれに危なげなくついていく。

そしていずれのペースアップにも、涼しげな顔でついていくグルパマFDJのダヴィ・ゴデュ。

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ログリッチェとマーティンの攻撃で、メイン集団は完全に切り離された。

のちにブッフマンが追いつき4名となった先頭集団と、デュムランやバルベルデ、ザッカリンなどが含まれる追走集団とのタイム差は一気に18秒にまで広がる。

 

これでもう、この日の勝利は先頭4名でほぼ決まりか。

そう思われた中で、今年39歳の大ベテランが、ついにその実力を顕した。

 

残り2.4km。

一気にペースアップを仕掛けたバルベルデが追走集団から抜け出す。

 

残り2.2km。

勾配が緩やかな区間でバルベルデがマーティンに追い付く。

マーティンはすでに先頭のログリッチェたちから遅れていた。そのタイム差は14秒。

バルベルデはここで、マーティンの背後にじっと身を潜め、足を貯めることに専念した。

マーティンもマーティンで、バルベルデとの間に牽制をする素振りも見せず、淡々とペダルを回し続ける。

 

残り1km。

先頭3名とマーティン/バルベルデとのタイム差が10秒にまで縮まったところで、バルベルデがマーティンを突き放してペースアップ。

一気に先頭3名に追い付いた。

 

 

頂上通過にぴったりと合わせたこの抜け出し方。

昨年のバレンシアナでアダム・イェーツを破って勝利したときなんかもそうだが、とにかく本気を出すべきタイミングというのをこの男はよく知り尽くしている。

しかし、マーティンがあそこで前を牽き続けなければもしかしたら、と思わなくもない。

 

いずれにせよ、バルベルデが(まだ余裕のある様子で)追いついてきたことで、先頭3名――ログリッチェ、ゴデュ、ブッフマン——にとってはかなり分の悪い展開となってきた。

ゴール直前の登りながらの右カーブでもバルベルデはしっかりと先頭を奪う。

ログリッチェがなんとか彼を追い抜こうともがくが、トップスピードに乗ったまま決して減速することのない勢いでバルベルデはゴールに飛び込んできた。

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笑っちゃうくらいに完璧な勝利。

今年はバレンシアナにせよムルシアにせよ勝利を逃す姿が目立ち、昨年ほどの勢いはないのか?と不安に思っていただけに、今回の勝利は彼の強さを鮮烈に再認識させた。

今年39歳。でも、今年もまた、彼は勝ちまくるんだろう。

そんな信頼感のある勝利だった。

 

 

第4ステージ パーム・ジュメイラ~ハッタ・ダム 205km(中級山岳)

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旧ドバイ・ツアーの名物ハッタ・ダム激坂フィニッシュ。

ゴール前1kmから始まるダムの頂上に向かう登り坂は、進むごとに勾配を増していき、最終的には17%にも及ぶ超急勾配に達する。

かつてドバイ・ツアーの頃はもとよりスプリンターしか出場していなかったために、この日もパンチャーないし登れるスプリンターたちが活躍し、その中で喰らいついたスプリンターたちが総合優勝をもぎ取るというような構図になっていた。

過去の優勝者はジョン・デゲンコルプ、フアンホセ・ロバト、そしてソンニ・コルブレッリ・・・いずれも、「登れるスプリンター」と呼ばれる選手たちだった。

一方、今年はクライマーたちも参戦していたため、例年のようにスプリンターが活躍する日とはならないだろう、そんな風に考えてもいた。

 

だが、結末は予想外だった。

この超激坂フィニッシュを先頭で登ってきた男は、ピュアスプリンターの1人と思われていた男、カレブ・ユアンだった。

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とはいえ、この勝利は、昨年から続く彼の「進化」の1つの到達点であるとも言えた。

元より、2015年ブエルタ・ア・エスパーニャの「登りスプリント」で鮮烈なデビューを飾った彼は、その後しばらくはツアー・ダウンアンダーのスターリング登りフィニッシュで遅れる姿を見せるなど、ピュアスプリンターというべき姿を見せ続けていた。

しかし、次第に同年代のフェルナンド・ガビリアにも差をつけられていく中で、昨年の彼はそれまでと違った姿を見せ始めた。

最初にそれを見せたのは1月のスターリング登りフィニッシュ。2年前は惨敗だったその登りスプリントを、昨年の彼は鮮やかに奪い取ってみせた。

さらにはツアー・オブ・カリフォルニアでガビリアも敗れ去るようなアップダウンステージを最後まで生き残り、集団先頭でフィニッシュ。昨年のミラノ~サンレモ2位=集団先頭も、直前のチプレッサの登りを彼が耐え抜くことができたがゆえの勝利だった。このレースは、過去にもデゲンコルブやクリストフ、デマールなど、比較的登れるスプリンターたちが制している。

 

そして今回の、ハッタ・ダム頂上フィニッシュでの勝利。ちなみに、UAEチーム・エミレーツも、この日はガビリアではなくクリストフで勝負に来ていた。同年代のライバルが全く持って歯が立たないモンスターを相手にして、ユアンはこれに真正面から立ち向かい勝利を手に入れた。

この登りスプリントの強さは、今ユアンが持っている大きな武器の1つとなったのだ。

 

そんな彼が次に目指すのはもちろん、昨年はニバリを逃がしてしまったがゆえに掴み損ねたミラノ~サンレモでの優勝である。

昨年は実質優勝と言っていい走りだった。今年こそ。

 

 

そして、昨年はコンタドールの育成チームで目覚ましい活躍を見せていたマッテオ・モスケッティが、この日まさかの2位に入る走り。

純粋なスプリントだけではない強さを見せた彼は、やはり今年注目すべき若手の1人だ。

 

 

第5ステージ フラッグ・アイランド~ホール・ファカン 181km(平坦)

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この日も第2ステージ同様、アレクサンドル・クリストフがガビリアをリードアウトする「最強トレイン」体制を作り上げた。

最初見たときはクリストフが外れるのが早かったかな?と思ったが、見返してみると残り200mを切ったところでガビリアが自ら飛び出しており、タイミングとしては完璧だったのが良くわかる。

だが、その背後にいたヴィヴィアーニが、目の前のサム・ベネットとガビリアによって向かい風を防ぎながらほぼ同時にスプリントを開始。

そして彼が完全に風を受けながら走る必要があったのは残り50mからであった。

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リスクのある戦略だったのは間違いない。

右手から上がっていたバウハウスが失速しなければ、ヴィヴィアーニの進路は塞がれていた。

また、クリストフが上がってきたときにそれに合わせて加速したモルコフ、ガビリアが発射された後も余力を残していたサバティーニについていくという選択肢ももちろんヴィヴィアーニにはあった。

その中で、あえて彼がガビリア(とその背後につけたサム・ベネット)の後ろにつくという選択肢を取ったのは、結果的に彼に勝利をもたらしたことになるわけだが、その瞬間では決して安パイな選択肢ではなかっただろう。

 

ここに、勝てるスプリンター特有の嗅覚の鋭さがある。

ヴィヴィアーニは今年も、着実に勝利を積み重ねていきそうな気がする。

 

 

第6ステージ アジュマーン~ジュベル・ジャイン 180km(山岳)

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全長20km。標高1458mに達する巨大山岳ジュベルジャイス。

総合リーダー擁するユンボ・ヴィスマと、21秒差で総合2位につけるモビスター、同38秒遅れの総合3位グルパマFDJ、そしてせめてステージは欲しいサンウェブといったチームが積極的に前を牽き、登り始めでは4分半あった逃げとのタイム差も、残り5km地点では40秒ほどにまで縮まっていった。

勝負所に差し掛かる残り4kmに近づいてから、集団先頭をやはりデプルスが牽引。時速21km程度を保ち、先頭を単独で逃げていたロスコフを吸収。

そして9%超え最大勾配区間を含む残り2kmを過ぎてからは逆にペースアップ。時速26~27kmのハイペースで踏み続けるデプルスを前にして、ここでアタックを仕掛けようと踏んでいたライバルたちは手も足も出なくなってしまった。

ゴデュをアシストするライヒェンバッハも、ゴデュ自身もなんとか飛び出す隙を窺って身体を動かすも、結局はひたすらガン牽きするデプルスの前に出ることはできなかった。

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この鬼気迫る圧倒的な牽引力は、2年前ツールのペイラギュードでフルームを牽引したミケル・ランダを彷彿とさせる。

 

最終的に動きを見せたのはラスト300m。総合優勝争いは最初から諦めていたダニエル・マーティンのアタックで導火線に火がつき、トム・デュムランがこれに追随して先頭を奪う。

そのままデュムラン、ゴデュが決まるかと思いきや、常に余裕をもってチャンスを窺っていたログリッチェが最後にこれを差した。

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ユンボ・ヴィスマの勢いの良さを感じさせるUAEツアーのクライマックスを彩る鮮やかな勝利であった。

 

 

第7ステージ ドバイ・サファリパーク~シティ・ウォーク 145km(平坦)

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前々日に素晴らしい選択と加速を見せたヴィヴィアーニは、この日は後方から誰もいない左手より上がらなければならなかったために勝負に絡むことはできなかった。

この日も完璧なリードアウトを見せたクリストフ。だが、彼がガビリアを発射するために右手にそれたとき、ガビリアはすぐに発射せずにその後ろにまだつこうとしていた。そのとき、クリストフに前を塞がれたユアンとわずかに接触。それが原因かは分からないが、次の瞬間にスプリントを開始したガビリアの勢いは若干、精彩を欠いていた。

それを見て、逆に完璧な駆け出しを見せたのがサム・ベネットだった。一踏み一踏みで上がるスピード域が圧倒的に異なる。この日、最も強かったのは間違いなく彼であった。

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総合成績

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今大会はとにかくユンボ・ヴィスマが元気だった。新加入のトニー・マルティンも活躍し、チームタイムトライアルから圧倒的な成績。そして、同じく新加入のデプルスの驚異的な牽引・・・エースのログリッチェもそれに応える勝利をしてみせた。

 

一方、もう1つの驚きが23歳ゴデュの躍進である。3年前のラブニール覇者は、昨年はピノのアシストとしての目覚ましい活躍を見せ、今回はついにエースとしての貫禄を見せた。このまま今年か来年にはグランツールの新人賞も・・・と考えるのは贅沢だろうか。いや、少なくとも来年ならば十分ありうるだろう。

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あとは個人的にはブッフマンがしっかりとトップ選手たちに喰らいつき、総合4位の結果をもたらしてくれたことに満足。

今年、チャレンジ・マヨルカで4年ぶりの勝利を飾った彼は、今年はツール・ド・フランスに挑戦するという。なかなか総合系クライマーが目立たないボーラの救世主となるか。

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あと、ジェームス・ノックスが地味に良いぞ・・・

パンチャーじゃなかったんかワレ。 

 

 

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